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ATARI Gameover(2014)

「ATARI gameover(2014)」を鑑賞。

ATARIは伝説のクソゲー「ET(1982)」の失敗を隠蔽するために、ニューメキシコの砂漠に大量のETカセットを埋めた、という都市伝説が長年流布していた。その真相を確かめるべく埋蔵地を特定して発掘するプロジェクトを追ったドキュメンタリー映画。おもしろおかしく作られたyoutuber的なものかと思いきや、すごく誠実かつ熱い想いのこもった作品であったよ。必見。

ETの開発者って「Yars revenge(1982)」などもヒットさせた若きスーパースタープログラマーだったんだけど、ETの失敗〜ATARIの零落でゲーム界から追放されて、その後は職を転々とするような悲劇的な運命の人。本人がずっとインタビューに答えていて、最後は発掘現場にも同行するの。その様子が、なんかすごく感動的なんだよ。発掘の瞬間を見届けようと、現場には全米各地からヲタクたちが集合していて「レディープレイヤーワン」原作者もデロリアンにET 同伴で登場するの。こんなに多くの人々に強い印象を残したETはクソゲーといえるのだろうか?的なオチ。

とても才能のあるクリエイターが、強い渦に巻かれて叩き落とされる感じとか、そういう殉教者の上に文化が積み上がっていく感じとか、いろんな事を示唆する作品。そしてこのATARIの墓場の上に建てられた巨大な神殿がファミコンだよね。

「ヤング・アダルト・ニューヨーク(2014)」を観て己を客観視する

同世代(アラフォー)の友達が絶賛していたので、試しに観に行ってみた。
WHILE WE’RE YOUNG 「ヤング・アダルト・ニューヨーク」。

「ナイト・ミュージアム」シリーズが大好きなので、ベン・スティラーも好き。
ナオミ・ワッツはアラフォー女の悲哀を演じたら右に出る者はいない。
アダム・ドライヴァーは「フォースの覚醒」でまさかこいつがポスト・ベイダー卿?のカイロ・レン。 続きを読む 「ヤング・アダルト・ニューヨーク(2014)」を観て己を客観視する