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本日はベニスに移動するので朝食後にパッキング。
旅行に行く時は、液体漏れ対策および洗濯桶用にタッパーを持参することにしているんだけど、割れ物保護にも使えて便利だよ。オススメ。
大きいジプロックも持っていくと、割れない液体ものはそちらに移動できます。
ホテルをチェックアウトしてから、すぐ近くの中央市場へ。
フィレンツェ中央市場の二階はオシャレなフードコートになっている。本日は、ここでランチを買ってから鉄道でベニスに移動する。
これは昨夜買ったものだけど、こんな感じの揚げ物とかサンドイッチとか、色々売っている。みんな美味しかった!
フィレンツェ〜ベニス間は高速鉄道で2時間程度なので気楽。
だが、乗車してみたら思いがけず地獄だった。
ほんとヨーロッパの鉄道やだ。
サンタマリアノヴェッラ駅からベニス行きの高速列車に乗る際、ホームの電光掲示板の表示通りに1号車から乗り込んだら、なんとそこは6号車だったのだ。到着時の号車がそのまま表示されていたと思われる。
しかも例によって、指定席と自由席が分かれていないので、車内は大パニック状態。100リットルくらいの荷物持った奴らがどんどん乗り込んできて、とりあえず私が置いていたスーツケースがいつのまにか荷物山の中に押し込まれている。それを取り出そうとしたら雪崩状態…。
なんとか脱出して、100リットルの荷物持った人々と足を投げ出して座る人々の間を通り抜けて車両を6つも移動して、ようやく自分の指定席に到達したよ。
一息ついて、さっき市場で買ったランチを食べようと思ったら、どうやら雪崩の時に袋を置いてきてしまったらしい。そして、息子が探しに戻ったら、なぜかそれは消えていた…。誰かが拾って喰ってるのか?
よくヨーロピアンに比べて日本人は振る舞いがスマートじゃない、とか言う人いるけど、どう考えても日本人は世界一スマートな民族だよ。ただ、イライラしたり、それを態度に出す人が多いのが良くないと思うけど。
♪ Symphony No. 5 by Gustav Mahler
アッシェンバッハ教授と同じように、鉄道でベニスに入る。左側の座席じゃないとこういう「海と古建築」景色は見えないので、左側の席に座るべし。
インドの列車並みに観光客満載の渡し船が行き交っている。
ヨーロッパの美都市って、みんなネズミーランドに似てるな。逆に言うと、かなりリアルに現地の雰囲気を再現しているネズミーランドはすごい。
ホテルは駅前のBellini。
橋を渡る必要がないので、大きいスーツケースを持っていても安全に到達できる。ベニスの橋はみんな階段なんですよ。スーツケースを持っていると、結構きつい。
えっさえっさ運んでいるうちにお財布スラれることもあるし(経験者)。
エントランスが地味なので、前を通過してしまった。しかし内部は雰囲気あって豪華。
いかにもベネチアらしいこてこての内装で好ましい。
ここは駅徒歩1分だし、ベネチアのクラシックホテルにしてはバカ高くない。バルコニー付きで部屋から水路も見える。オススメです。
部屋からの眺め。
あやしげな物売りがたくさん。黒人がニセブランド品を路上で売っている。昔の香港みたい。
ホテルの装飾が可愛い。
ステンドグラスって今まで好きじゃなかったけど、こういう幾何学的な模様だとオシャレだな。
あちこちに超絶シャンデリアが下がっているんだけど、当然ムラノガラス。
お腹空いたので、トロいネットを駆使してトリップアドバイザーとかyelpとか検索しまくり、評判の良いベネチア料理屋を探し当てて食べに行ったんだけど、まあまあだった。ホテルのすぐ裏にあるTrattoria Alle Lanceという店。
あとヨーロッパって、半屋外の店が多くて、みんなハエとか蚊とか蜂とか気にしないよね。今も食事中に10箇所くらい蚊に刺されたよ…。
ヨーロッパで居心地よく美味しいレストラン探すの意外と難しいなー。ガイド本はあてにならんし、ネットの口コミもそんなに信用できないし、その上しばしば地図が間違っている。
現地在住の日本人とかに案内してもらえたら一番なんだけどな。
結局ジェラートも、まだ食べられていないよ。
近所のお菓子屋Dal Masで買ったクッキーは美味しかった!
ヨーロッパって、素晴らしい歴史が残っている土地が多いんだけど、なんというか全体的に志が低いというか、旧いものを残さなくてはいけない、という事の弊害があるのかなあ、とも思う。日本は器がチープすぎるので、中にいる人が頑張り続けている感じ。たぶんヨーロッパ人の方が幸せだと思うんだけど。
「2015 ヨーロッパ周遊旅行(2015/8/1)」への1件のフィードバック