2015 ヨーロッパ周遊旅行(2015/8/2)

羽田
フランクフルト
オーバーベーゼル
ミュンヘン
プラハ
ウィーン
フィレンツェ
ベニス←今ここ
MSCクルーズに乗船
バーリ
カタコロン
サントリーニ
ピレウス
コルフ島
コトル
ベニス
MSCクルーズ下船
ミュンヘン
羽田

Belliniホテルの朝食は貧弱だけど、雰囲気のある可愛らしい食堂で満足度高い。
写真は撮り忘れた。

こんな感じの座席で60年代少女漫画感あり。

Belliniホテル、かなりオススメ。駅近でラクにアクセスできるし、値段もそれほど高くないし、内装はベネチア様式でロマンチックだし、朝食も悪くないよ。

ホテルをチェックアウトして、クルーズ船の埠頭へ向かう。

駅ナカのジェラート屋へ寄り道。
美味しかった。

ベネチア駅の隣に埠頭行き専用のモノレール「ピープルムーバー」の駅があるので、そこまで歩いて行く。途中に階段のある大きい橋があるので、スーツケースの運搬がやや大変。私はクルーズ下船後にその橋で財布をスラれた。要注意。

モノレールに2駅乗るとクルーズ船が停泊する埠頭に着く。埠頭自体が広いのでリムジンバスに乗る人もいるようだけど、私は船まで徒歩で行った。

船に近づくとスーツケースのセキュリティチェックを行っており、その場で預けられる。身軽になってからチェックインの列に並ぶ。パスポートと乗船書類を見せるだけ。ホテルのチェックインと同じような感じ。

MSCゆるキャラ。

部屋はバルコニー付きツイン。「7泊8日 MSCムジカ エーゲ海クルーズ」。ベストワン・クルーズで予約した。2名で50万円くらい。

昨年乗ったダイヤモンド・プリンセスが楽しすぎたので、そういうのを期待してたんだけど、プリンセスと格差ありすぎだったよ…。

私は代理店マージン付きの高い定価を払ってしまったけど、現地では直前爆安セールもあり、内側の部屋ならツイン1000ドルくらいで買える事も多いらしい。なので、けっこう庶民的。あと、MSCは大人2名に付属する子供は無料なので、家族連れが多い。

優雅に出航を楽しもうと思いデッキの椅子に座っていたら、どんどん群衆が割り込んできて景色が見えなくなったので、階段の上のデッキに逃げたら、お揃いのTシャツ着たインド人の大家族が襲来して、普通に体当たりでグイグイ押しのけてくる…。

デッキは大騒ぎで超うるさい。体も声もデカくて、ズボンからお尻はみだしてるような人ばっかり。旅情ナッシング。

私が過去に経験した日本人メインのクルーズがいかに上品で静謐であったか、よく分かった。

とにかく人口密度が高すぎるの。ハイシーズンの人気航路なので、ほぼ満室だと思う。

自分の部屋に居るときしか寛げないし、自分の部屋にいてもタバコの煙やらでかい話し声やらながれてきて鬱陶しい。もちろんバルコニーは禁煙ですよ。火災はクルーズ船の最大のリスクなので。つまり、そういうルールも守らない客層なんですよ。

海にゴミとか捨ててる人もいる…。

爆安セールで、例えばツイン15万円くらいで乗船できるとしたら、別にこれでも楽しいかもしれないけど、定価払っているので損失感がすごい。

息子はハンバーガーが気に入って毎日5個くらい食べていた。ハンバーガーとポテトなんかはまあまあなんだけど、食べ物も全般にあんまり美味しくないよ。たぶん安い冷凍食品を使っている。食器も汚れが残っていたり。しかもブッフェ・レストランはいつも混んでいて朝食時間は座席が見つからない。

夜のショータイムは、イタリアらしく小粋な感じで良かった。フランク・シナトラのメドレーを歌った歌手と美貌のバック・ダンサーたちに、私が払ったクルーズ代の全額をチップとして渡してもらいたいくらい。


毎日船内新聞が配られる。翌日のイベントやツアーの告知がメイン。
日本語版もあった。

日本人スタッフもいた。乗船後に船内ガイダンスの時間があって、メイン言語ごとに集まって説明を受けるんだけど、それを日本人女性スタッフが担当していた。でも、ちょっと不親切な雰囲気で、もしかしたらややブラックな就労環境なのかなー、と想像した。

夜、エンジンの振動がブルブルしていて、眠れなかった。
エンジンの近くの部屋だったのかもしれない。部屋を選ぶときは、その辺の配置も気をつけたほうが良いかも。ダイヤモンド・プリンセスは超静かだったので、こんなリスクは予想していなかったよ…。

次の日に続く

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です