2015 ヨーロッパ周遊旅行(2015/7/27)

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羽田

朝食会場のレストラン。


細かいモザイクタイルと象嵌!

今回の旅行で泊まったホテルの中で、ここのご飯が一番美味しかった。もちろん装飾の美麗さもダントツ!
息子は朝食を食べないで部屋にこもっていたので勿体無い。

今日はウィーンに移動する日だけど、夕方の列車なので、それまで宮殿方面を散歩してみようと思う。

チェコはタクシーの質が悪いらしいのだが、仕方ないのでホテルでタクシーを呼んでもらった。結果的にはちゃんとした親切な運転手さんが来てくれてよかった。

まずは、憧れのストラホフ修道院の図書館!


す・ば・ら・し・い!
大きな期待を軽々と超える、とんでもないオーラ!


宝飾装丁!


中世の手書き福音書。

錬金術の本なんかもあった。

現代とは「書物」の意味と価値が全く違った時代に、ここに命がけで到達した巡礼者たちのカタルシスを想像するだけて、達成感を得られるよ。


東洋の神秘!


突き当たりの「廊下」はだまし絵。


この世界観、好きすぎて修道女になりたいくらい。


キメラが展示された「驚異の棚」!

美麗図書館が多いヨーロッパにおいても屈指の図書館らしいです。当たり前。
ほんと、チェコってなんなの??他のヨーロッパの街と何かが決定的に違うの。好きすぎて発狂しそう。

めまいに耐えながら徒歩で王宮方面へ向かう。

「王宮」は街みたいなものなので、どこが「王宮」かよく分からない。
っていうか、プラハはその辺の建物が美しすぎるので、王宮だからといって特別感がない。

王宮からの眺め。

カレル橋。


ヴィート大聖堂。

まあ、美しいんだけど、プラハは全ての建築が同じくらい凄いので、これが取り立ててどうこうというものではない。

ホテルまで5キロくらいあるので、途中からタクシーに乗ろうと思っていたのだが、歩いていると次々に奇跡のような美麗建築が現れるので、驚いたり呆れたりしているうちに、ホテルまで歩き切ってしまった。


ホテルのカフェで最後にランチ。

ボーイが恭しく銀のボウルを運んでいるので、何がはいっているのかと思ったら犬用の水だった。電車も高級ホテルも、犬OK。豊かな暮らし。

結局、ホテル飯が一番美味しかったな。ホテル・パリ、プラハの文化を堪能できます。とてもおすすめ。

プラハからウィーンへ移動するために駅に来たところ。

駅のホームが毎回違うので、電車が到着する度に電光掲示板を確認しなくてはいけない。しかも遅延する電車が多いので、掲示板の前は大混雑。慌ててホームに行くと、今度はすごく長〜いホームのどこに電車が止まるか分からない。きまぐれ運転手がスピードをゆるめるやいなや、止まりそうな場所に向かってダッシュ!そして扉は硬くて開かない。

なんか、鉄道システムが全般にアナログすぎる…。とにかく不思議なのは、万事こんな調子で、老人とか障害者とか赤子連れとか、どうしてるんだろうかと。
あのボコボコの石畳も、車椅子はもちろん、ちょっとふらつく老人とかも危険だと思う。


さよならプラハ。
本当に壮麗な街であったことよ。人民の荒んだ雰囲気との対比もなんか魅力的だったな。

ユーロに参加させてもらえないチェコクローナが3000円ほど余ったのでクルテクを購入。おきまりのスノードームも。

プラハって、雪の季節に来たら、観光客も少なめで、すごく雰囲気あるんじゃないかな。また来たい。

RJ Praha14:42~Wein18:52
チェコの車窓から。
田園風景もなんとなく陰鬱。ドイツみたいな広々したおおらかな感じではないし、オーストリアみたいな素朴で温かい感じでもない。

今回も我々の席にすでに人が座っていた。韓国人の若者グループ。にこやかに譲ってくれたけど、このシステムは毎回気疲れするのでやめて欲しい。ヨーロッパの鉄道って、指定席買っても他の人が知らずに座っていることが多いんだよ。


主要駅に近づくと、かならず窓が割れたビルが建ってる。
でも、そういう侘び寂びに萌える。

それにしてもRail jet とろいな。最高時速100キロって山手線じゃん。海外で鉄旅すると、日本の鉄道のすごさを再確認させられる。

ウィーンに到着。

ここも、かなり美しい街だと思うんだけど、プラハを観た後だと、すごくすっきりした普通の都会に見えてしまう。

ウィーンの宿はHotel Ambassador Vienna。


ヨーロッパのホテルは、みんな窓が大きくて開くのが良いな。
浴室にも全開になる大きな窓がついている。
日本だったら、落ちる可能性のある窓は開けられなくするよね。

次の日続く

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