2015 ヨーロッパ周遊旅行(2015/7/28)

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夜、隣の部屋の音が同じ部屋にいるくらいの臨場感で聞こえた。私は騒音に鈍感だから平気だけど、普通の日本人には耐えられないレベルだと思う。


100年以上前からある老舗ホテルなので、防音性を高めるためにモールディングをいじるくらいなら騒音を我慢してもらうべき、という発想なのかも。その考え方には賛成できるよ。多少の不便を我慢しても美と風情を優先すべき。



ホテルの近所にザッハがあるので、朝食を食べに行ってみた。お客さんは全員観光客。店は日本にもありそうなわりと今風のクラシック内装で重厚感なし。スタッフはフレンドリーで慇懃な感じなし。

エキゾチック萌えはないけど、美味しいし、よそ者でも気楽なので、いいんじゃないかしら。


お土産用の一番小さいトルテを買った。12ユーロ。

一週間くらい日持ちするし、ウィーン土産に最高では。食べきれなかったので、箱に入れた状態でイタリアまで持って行った。

今日はシェーンブルン宮殿を見学に行く。
それで地下鉄に乗ったんだけど、原住民は誰も切符買ってなかったよ。


ヨーロッパって、改札がなくて抜き打ちで検札する、というアナログなシステムみたいだけど、普通の電車で検札された事ない。みんな無賃乗車してるのでは…。

切符売り場にいた中国人グループに、切符の買い方を教えてあげたら50円くらいチップくれた(笑)。


シェーンブルン宮殿に入場するところ。

日本でネット予約したチケットをちゃんとプリントアウトしていたのに、どうやら私がプリントする部分を間違えていたらしく、うまく機能しなかった。そうしたら親切なおっちゃんが事務所まで連れて行って発券してくれた!
チケット売り場は大混雑なので、そこに並んで再発券してもらえ、と言われることを恐れていたんだけど。親切な人で本当に助かったよ。

宮殿内は残念ながら撮影不可。

シェーンブルンといえば、マリー・アントワネットの生家ですね。

すごい混雑だった。ヨーロッパの観光地は、できれば冬に来た方がいいんじゃないかな。

そしてシェーンブルン、広すぎ。

これは庭の側道から壁の方を見たところなんだけど、ほぼ地平線。

これが名前の由来の泉なのかな。
よく分からなかった。

いたるところに噴水がある。


ヨーロッパのいわゆる豪華な宮殿の内部を見たの初めてだけど、なんか装飾過多だし、あんまり楽しそうな空間じゃないなと思ったよ。

たとえば楽天三木谷社長なんかが、権力を誇示するためにコテコテの宮殿を作って、楽天の出店者とか取引先が謁見にうかがわなくてはいけない、という風に置き換えてみると、宮殿というものの存在そのものが死ぬほどうざいという事が想像できる…。

あんな調子でファミリーの権威を誇示しまくったら、周囲も迷惑だし、本人たちも窮屈だろうな、と思う。


ウィーンは居心地の良いカフェがどこにでもあって良いね。
宮殿にもラントマンのレモネードやお菓子を出すカフェがあるよ。

市内に戻って、Henryというデリで夕飯を買った。


ヘルシーで美味しいし、買い方も簡単だったし、超おすすめ!

オペラ座の近くには客引きのモーツァルトがうろついている。
ボラれるという噂がある。

おみやげ屋さんをひやかすついでにシュテファン大聖堂の方まで行って見た。

超巨大。
でもヨーロッパ旅行していると、こういうの飽きるよね。

こんな普通の花屋さんの方が、なんか旅情がある。


ウィーンって、旧い美建築の中に今風のチェーン店が入っていて活気があって、新旧がうまく共存している感じですね。プラハみたいな悲哀たっぷりの情緒とか無いけど、治安も良いし、暮らしやすそうな街だな。
ウィーンに音楽留学していた方の話によると、実際はけっこうムラ社会的な側面もあるそうだけど。


息子が乱暴に袋を置いたはずみで、プラハのスノードームが割れた…。

次の日に続く

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