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騎士の幽霊が出るかもしれないという妄想のせいで1時間おきに目が覚めてしまった。
だって、この城には1000年もの人々の営みの記憶があるんですよ?ここで、あらゆる事件が起きているはず。
あと、夜中に近くを走る鉄道の音も聞こえてくる。それもまた風情があるんだけどね。アメニティに耳栓が置いてあった。
そりゃそうと、アンティーク感のある本が並んでいる本棚には、半端に古い雑誌なども入っていて、オーナーの人柄が感じられる。
朝、バスルームの小さい窓から外を観たら、霧がかかった牧場で馬が草をはんでいた。
ヨーロッパの原風景っぽくて、なんでもない光景なんだけど、すごく感動した。
朝ごはんの写真を取り忘れてしまったのだけど、とても美味しかったよ。フレッシュなホースラディッシュが特に良かった。
ホテルの庭にも出てみた。
朝食会場から階段を下に降りると庭があるのだ。
巨大チェスがある。
城を見上げる。
庭も素人っぽい感じ。たぶんスタッフが手作りしているんだと思う。
このホテルは、全体的にそういう雰囲気。アットホームでいい。
ランチもホテルで頂いた。今回は屋内の席に座らせてもらった。やはり屋外に比べると蜂の襲来はだいぶマシ。
駅までタクシーを呼んだら、来た時と同じ運ちゃんだった。もしやこのタクシー1台しかないのでは…。街を見物する時間はなかったんだけど、すごく素朴で可愛い感じだった。1週間くらいかけて古城巡りしたら楽しいだろうな。
VIA Obervesel13:30~Frankfurt14:34に乗る予定だったのに、電車の遅延に気がつかなくて別の電車に乗ってしまった。Meinzで乗り換えて、なんとかなったけど。
フランクフルトからICEに乗り換えて、ミュンヘンへ。
これは新幹線みたいな電車で快適だったんだけど、問題が一つ。ドイツの指定席制度って「自分にしか分からない指定席」なんだよ。つまり、自分が指定券を買った席に別の人が知らずに座っていることがあるの。そういう場合、自分の指定券をその人に見せてどいてもらわなくてはいけない。私の席には忙しそうにPC作業するドイツ人が座っていて、その人に指定券を見せたらにこやかに立ってくれたんだけど、これ、日本人的にはけっこうきついよ。そのドイツ人、近くで立ったままPC作業続けてた。申し訳ない…。
なんで「指定席」を周知してくれないんだろう。ヨーロッパって、全般に人力システムが多いよね。日本人はそういうの苦手だから。
ミュンヘンでは、中央駅を拠点に過ごすので、駅に隣接するIntercity hotelに滞在。
手頃な値段のスイートを予約したんだけど、これのどこがスイートなの?
写真うつりはいいけど、実際は地方都市のビジネスホテルっぽい。
窓からお向かいの瀟洒なソフィテルが見えて悲しい。
ところで、ドイツって意外と英語表記が少ないね。駅のマクドナルドに英語表記がなかったのでとまどったよ。
本日の夕飯。
駅中のサンドイッチ屋さんは、味わい深いパンとドイツにしてはしょっけの少ない具材で美味しかった。そしてまたカリーヴルストを買ってしまった。今回はポテト付き&スパイシーソースバージョン。これは結構美味しい。もう買うまいと思ったんだけどな。辛さ3倍カラムーチョ的邪悪な中毒性がある。特に息子はどハマり。子供が好きな味かも。