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チェックアウトは10時だけど12時まで無料で延長できたので、今日も午前中は部屋から動物観察した。
午後から日本人の友人がガイドをするツアーに参加するのだが、それまで時間が余ったのでホテルのスパでマッサージしてもらうことにする。
事前にPDFで送ってもらったメニュー表。アロマセラピー60分を予約したはずなのだが、なぜか予約されていなかった。そういうミスはケニアでは高級ホテルでも毎回起きるので諦めている。でも結局空いていたのですぐに入れた。
プールの奥の建物にジムとスパと美容院が入っている。
建物の中。こぎれい。
ケニアって全然マッサージのイメージないので、いったいどんな風なのか興味があったのだが、Ole Sereniは高級ホテルなのでわりと世界標準な感じだった。荷物置き場がなくて床に直置きだったり、ノックなしでスタッフが突入してきたりするけどねw
シャワーとトイレも専用のものが付いているけど、窓の外をスタッフが歩いていたりして油断ならないw
マッサージはけっこう上手で、なんというかアジア人よりも「暖かい」感じがした。天日干しした布団のような暖かさが伝わってくるの。これはこの後色んなホテルで受けたマッサージにも共通していた。手の大きさとか体温の高さとかのせいなのかな。圧も弱めで良かった。中国人は圧が強めの人が多くて苦手。
ナイロビで日本人経営のマッサージ屋とかやれば流行るんじゃないだろうか。スタッフはケニアンで経営は日本人。それで日本からのツアー客とか呼ぶの。HISなどのオプションに入れてもらう。
*後日現地在住者に聞いたところ、日本人が職業訓練としてケニアンにアンマ指圧を教えているそう。日本人はケニアでそういう地味な良い仕事をいろいろしている。ケニアの道路はほとんど中国製だけど、日本人が作った一部の交差点だけは動線が考えられていて渋滞になりにくいそう。鉄道だって日本が作れば国立公園の真ん中にぶっ通すようなことはしなかったと思うよ…。
マッサージの後はホテルのラウンジでランチ。
美味しい!朝食ブッフェの再利用っぽいキノコのクリームソテーがクロックマダムに載っている。真似して作りたい。紅茶も濃くて好み。ケニアって素材が美味しいので、ちょっと良いホテルにステイすれば食べ物が間違いない。
夕方頃、ツアーの添乗員K氏がピックアップに来てくれて、飛行機で到着した3名の日本人女性と合流。これから6日間、雑誌編集者にしてアフリカ雑貨店経営者の友人O氏の買い物ツアーに参加する。O氏は90年代に「地球の歩き方」ライターなどもされていた超アフリカ通で、アフリカの工芸品エキスパートなのだ。
私はわがままを言って現地合流にさせてもらったけど、ほかの参加者の皆さまは昨夜東京を発ち、ドーハでトランジットしてほぼ休憩なし17時間フライトの後の観光なので、さぞお疲れだろうと思いきや、なんだか皆さまお顔色も良くてイキイキされていたのでびっくり。
最初にKazuri ビーズ工房を訪問。
シングルマザーの雇用とフェアトレードがコンセプトで、今っぽい施設だなーと思いきや創業は70年代。「愛と哀しみの果て」のメリル・ストリープの写真も飾られていたからね。
終業の5時になると、ママたちはなだれのように外へ飛び出していく。我々はぎりぎり彼女たちがいる時間帯に訪問できたけど、みんなもう帰り支度している。
ビーズの色サンプル。
敷地内にビーズの原料を混ぜる設備や焼くオーブンもある。
売店も併設。
たくさんありすぎて選べない!
ビーズ製品の他、陶器も作っている。雑だけどかわいいミルクピッチャー。
ネコが好きな気持ちだけは伝わる。
併設の店舗で1時間近く悩んだ結果、サークル型のピアスとバレッタと手作りのクリスマスカードを購入。
このサンタ超可愛くない?ショップ経営していたら、これたくさん仕入れて店で売ったと思う。
雑貨やアクセサリーはママたち各々のセンスなので一期一会。
夕食を食べに行く前にGalleriaというショッピングモール内のスーパーとお土産物屋に立ち寄り。
最近ケニアには大型ショッピングモールがたくさんあって、モールの中は少し前のアジアみたいな雰囲気。日本人は目立つけどジロジロ見られるというほどではなく、観光客でも緊張せずに過ごせて気楽。
ATMでKSHを引き出した。私はいつも両替ではなくキャッシングを利用している。
スーパーで売っているケーキの色合いがアフリカン。味はパサパサ。
ケニアはレジ袋が法律で禁止されているのでショッピングバッグ持参すべき。忘れた時は不織布のバッグも安く買える。お土産にするなら、むしろ不織布のバッグはかわいいのでオススメ。
モール内のお土産物屋は、比較的買い物しやすい。それでも価格交渉あるし呼び込み激しいけどね。Sister!と呼ばれるのが面白かった。英語圏だと普通Madam!と呼ばれるじゃん。Sisterって黒人文化で使われるあれだよね?日本で八百屋さんとかが「お姉さん!」と呼びかけるのと同じような感覚なのかな。
高級住宅地カレン地区を通過中。カレン・ブリクセンが住んでいたのでカレン地区。支配者階級や政治家が住んでいる。
屋敷には必ず厳重な門が付いている。英国統治時代の古いマナーハウスもちらほら。そういう屋敷はすごく素敵なので私は昔から住みたいと思っている。添乗員K氏にこのあたりの治安がどうなのか聞いたら、時々銃撃がある、とのこと。夜間は人通りが全くなくて家同士も離れているので武装した人々に狙われるとやばいそう。都心部の集合住宅の方が安全だという。やっぱりそうだよね…。なんで富裕層そんな危険な場所に住んでいるんだろう。
夕飯はCarnivoreというバーベキューレストラン。ケニアにツアーで行くと必ずここに連れて来られる。たぶん旅行代理店への売り込みがあるんだと思う。あるいはもしかしたら政治家や権力者が経営している店なのかも。
ケニアはワイロ社会で、政治家にみかじめ料を払わないと絶対に商売できない。日本企業がケニアになかなか進出できないのは、そういう汚職になじめないという理由もあるのだそう。その点中国はズブズブなので、ケニアのあらゆるビジネスにからんでいるのだ。アフリカでも日本製品は人気があるけど、本物の日本製品はあまり入ってこないので「日本製品」と記された質の悪い中国製品もよく見かける。日本政府はそのあたりの狼藉をもっとまじめに取り締まるべきだよね。
レストランの入り口でバーベキューしている。ここはワニとかトピとかシマウマとか野生動物の肉を食べさせるのが売り。今回は普通のビーフやチキンの他にワニとダチョウを頂いた。美味しいよ。
Dawaという酒美味しい。ウオッカと黒砂糖とレモンと何かの薬草。
ノラネコが当然のように店内に入ってきて面白い。彼らは飽食で、好きな肉しか食べない。
このネコ氏にロックオンされて大変だった。私の膝をカリカリして肉(ただし鶏肉のみ)をねだる。
すごい甘えてくる。毛がかたい。店員さんが「気に入ったら連れて帰っていいよ」とカジュアルに言っていた。
食事の後、隣接のディスコを見学。ここは高級ディスコなので上品。
今夜は客が少なくてヒマそう。
22時ころ、滞在するJambo chester hotelに到着。小さいモールの中にホテルの入り口がある。
こんな感じ。スーパーとか入っていれば便利なんだけど。
フロントにオバマの肖像。
他のゲストの気配がしない薄暗い館内ちょっと怖い。私はひとり部屋でツアー仲間たちとなぜか違うフロアなのでなお怖い。
もともと駐在さんが住んでいたサービスアパートメントだったらしい。
キッチン付いている。Gが出そうで怖い。結局見かけなかったけど。
リビングエリアとカーテンで仕切られた寝室。
浴室。給湯器が動いていなくてお湯が出なかった。添乗員K氏がスタッフに文句を言って給湯器が点火されたものの、ケニアの給湯器は温まるまでに2.3時間くらいかかるという。この給湯器知識はこの後の滞在先でも非常に役に立った。ケニア旅行のブログなどで「お湯が出ない」と言っている方が多いけど、それはだいたいこのノンビリ給湯器が原因。
「2020年ケニア・ルワンダ旅 5日目(2020/2/21)」への1件のフィードバック