今回は、川奈ホテルに宿泊&ゴルフをする旅。
川奈ホテルは、ホテルオークラ創業者のオークラ氏が留学先のイギリスで体験した貴族のカントリーハウスを再現しようとして建てた壮麗な館。
帝都様式大好き
アガサクリスティとか黒死館みたいな怪しい雰囲気が好きすぎる…。
クラシックホテルといえば富士屋ホテルとか日光金谷ホテルもすばらしいけど、川奈ホテルが一番「館ものミステリー」感ある。何がそう感じさせるんだろう。ホールの天井高とかかな。
マントルピースの装飾。ディテールがいちいち美。
絶対殺人事件起きるよ。最後に全員ここにあつめられて謎解きが披露されるやつ。
フォントが好き。
閉まっていたけど、ビリヤード場があるのも帝都貴族の館らしい。「上映室」という表記もあってそそられる。ただし今は上映室としては使っていないよう。
夏はプールで遊べる。祖父がゴルフをやっている間、孫たちはプールで過ごす的な休暇がイメージできる。
このブランコ気持ち良い。
客室。クラシックホテルらしい布の分量の多さ。落ち着く。
昔の高級物件っぽい。温泉大浴場もある。
このレトロなクシかわいい。アメニティは使わない事が多いけど、これは記念に頂いた。
今っぽいコーヒーマシンもある。
玄関。
ルームサービスも一応ある。
ディナーは写真撮るの忘れたけどとても美味しかった。フレンチコースだけど、量が多すぎなくてもたれない感じ。お箸もあってお刺身とか出てくるの。昭和世代の高齢者がメイン顧客だからだと思う。
翌朝、川奈カントリークラブでゴルフ。
いわゆる名門ゴルフ場に行った事がなかったので優雅さにびっくりした。
創業者のオークラ氏が、伊豆の一番美しい地点に造作しているので、コースの景観が気持ち良くて良い気が流れている。
大島コースの1番ホールから館を望む。
芝生が綺麗に生えそろっているのにカート乗り入れOKというのも贅沢感。バトラーが車までゴルフバッグを取りに来てくれて、バッグに入っていたゴルフ靴を勝手に私のロッカーにスタンバイしておいてくれたのでびっくりした。高級店だと当たり前なのかしら。
ただ、コース同士が隣接していて、飛びすぎたり曲がりやすい人だと、他のプレイヤーに打ち込みやすいのはちょっと怖い。もともと選ばれし少人数だけでプレイする前提だったろうから、その辺の効率性は考えていないんだと思う。客層はちょいプライド高そうなカップル客メインだった。
突然ヘリが飛来!バトラーによると、多忙なセレブたちはヘリで遊びに来るのだそう。地獄の黙示録かと思ったよ。
長い吊り橋。川奈ホテルなので「メンテナンスされているのか?」不安がなくて良い。
ラウンド後は、川奈ホテルのパーラーでこんな昭和ロマンチックなケーキを頂けます!
最高でしょう?
このパーラー大好き。マリリンモンローが食べたオムライスが名物メニュー。
ゴルフをやると立地の必然性とかも分かるし、この館の魅力をあますところなく知ることができる。すばらしいんだけど、ゴルフコースが狭くてボールが飛び出しやすいのがやはり難点。ここに限らず古いコースはみんなそうだけど。これだけ優雅な施設なのだから、もっと値段高くしてプレイヤー半分に減らしても良いんじゃないだろうか。