シアトル・アラスカ旅行1日目(2018/12/25)

本日から東京〜シアトル〜フェアバンクス〜シアトル〜東京の旅をする。

夏に17年ぶりで再会した友人が私と同じくらい旅好きだと判明して、次はどこに行きたいかブレストを試みたところ「アラスカのオーロラ」が合致したのだ。それで、現地集合して一緒にオーロラを観ることになった。また、シアトルは子供の頃に住んでいたのに帰国して以来一度も再訪した事がなかったので、この機会に立ち寄ってみることにしたのである。

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12/25

車で成田まで向かう。いつも使う高速道路の大井町入口が閉鎖されているので、すごく迂回することになり、1時間で着く距離なのに2時間近くかかってしまった。

飛行機はデルタ。チェックインはネットで済ませているので、どのカウンターに行けばいいのかなあ、としばしキョロキョロしていたら、案内の女性が来て「こちらへどうぞ」と列に並ばされた。しかし、よく見たら私が並んでいる列以外にプライオリティ・レーンというものがあり、私はビジネスクラス航空券を持っているので、そちらに並ぶべきであった。でも今から後ろに並んでいる人々を押しのけてプライオリティに並び直すのも面倒なので、そのまま待ったけどね。私は旅行するときしばしばアウトドア系の服を着てリュックとかしょっているので、見た目的にビジネスクラス感ゼロなんだと思う。以前にも同じような経験あり。見た目で判断しないで欲しいや。


成田第1ターミナルのデルタ航空ラウンジ。

初めて来たので、どこにあるのか分からなくて迷った。ゲート棟の中にデルタ機の溜まり場になっている円形の部分があって、その円形の上の階にデルタスカイクラブがあるのだ。直感的に歩いていると、その円形部分を見落としがち。デルタの飛行機はだいたいそこから出るので、ラウンジから近くて便利なんだけどね。


さくらラウンジのマネしてカレーが配備されているが、まあまあだった。

まずいご飯を食べると、これからアメリカ旅が始まるのだなあ、としみじみ実感する。

Delta116 成田17:20-シアトル9:36

航空券には16:30にゲートに来いと書いてあるけど、実際は17時搭乗で問題なし。


デルタ・ワンという名前のビジネスクラス。
1-2-1配列。


アメニティのシマシマ靴下かわいい。ハミガキ、消毒液、ティッシュ、耳栓、キールのリップバームとクリーム。そしてヘッドセットはノイズキャンセルではなかった。坊主持参して良かった!


CAさんがおばあさまに近いおばさまとむくつけきオッさん。愛想良いし、何かあった時には頼りになりそうで良い。CAって華奢な女性より逞しい男性の方が向いていると思うんだけどな。けっこう力仕事あるし。


食べ物はもちろんまずい。こういう凝った感じの和食じゃなくていいのに。もうコンビニオニギリとインスタント味噌汁とかで良くない?そっちの方が絶対美味しいと思う。


お肉は意外と良かった。でもこんなステーキ的なものって和食とは言えないよね。


メニュー。


むくつけきオッさんがまめまめしくアイスクリームのトッピングとかしてくれる。


アイスは美味しい。


コーヒーは当然スタバ。


見逃していた「旅するジーンズと16歳の夏(2005)」の日本語版があったので鑑賞。こういう少女成長ひと夏物語大好き。少年でもいいけど、少女の友情は儚いのでより輝く。SATCだって、現実にはありえないからみんな憧れるんだよ。


その後「クレイジーリッチ」も鑑賞。これ評判いいよね。シナリオが正統派できっちりしているのが良い。そしてミシェルヨーがカッコイイ。「玉の輿とはなんなのか」という事がリアルに描かれている。本人が高収入な仕事をしている、とかならまあいいけど、「金持ちの家の子」はけっこう地雷。金持ちになればなるほど、名家になればなるほど、お金は個人に属さないからね。


それにしてもシアトルまでのフライト時間。たった8:30ですよ。インドより近いかも。その代わりけっこう乱気流で揺れた。フラットにして横たわっていたから耐えられたけど、エコの座席だったら失神したと思う。アメリカの航空会社は、揺れない事より早く到着する事がサービスだと考えているんだって。全く共感できない。

映画2本観たら、残りフライト時間3時間半くらいになっていたので仮眠する。しかし寝られず。到着2時間くらい前には朝食のサーブが始まった。


朝食に出てきた市販のギリシャヨーグルトとたぶんフルグラは良かった。日本のシリアルは美味しい。紅茶が超薄くてアメリカ感。


予定より40分ほど早く9時頃にシアトル・タコマ空港に到着。
寒色系の曇り空や針葉樹が懐かしい。

シアトルの空港にはライドシェア車専用のパーキングがある。さすがIT村。全ての空港はこれをやるべき。


ウバーでホテルへ向かう。


緑地にあちこちテントが張られていたので、相変わらずシアトルにはヒッピーがたくさんいるなー、と思いながら観察していたんだけど、これはヒッピーではなくホームレスさんの家では…。
シアトルはマイクロソフトやアマンゾのせいで地価瀑騰して、中の下くらいの人々が普通にホームレス化したらしいよ。

シアトルの宿はMayflower park hotel。
レトロなアメリカのクリスマス感を味わいたいと思い、あえて古いホテルを選んだ。

日本でクリスマスが終わりかけている夕方頃に旅立ったら、到着した先はクリスマスの朝に戻っている!まるで「クリスマスキャロル」みたい!


朝10時頃にホテルに着いてしまったので、チェックイン出来ないだろうなー、と思っていたのだが、あっさり出来た。超うれしい。


クリスマス・ツリーが意外と質素。

室内は期待した通りのアメリカン・クラシック。
ヨーロッパのクラシックとアメリカのクラシックは全然別物。アメリカはそんなに古くないし、しょせんイギリスの模倣品なので、重厚感がないんだよ。でも私はそれがけっこう好き。日本で「欧米風の家」を作る際は、アメリカン・レトロを目指すべきだと思っている。ヨーロッパのモノホンレトロは、模倣しようとすればディズニーランド的なフェイク品にしかならないので。


窓外はMacy’s ビュー。クリスマスのMacy’s って超クリスマス感じゃない?しかし、百貨店不況のせいか、上から見ているといまいち活気がなくさびしい。


もちろんスタバが用意されている。コーヒーメーカーは一応お湯を沸かすのにも使えた。

シャワーを浴びてベッドでゴロゴロしていたら、時差のせいで、うっかり12時から21時まで寝てしまった…。数時間寝て近所を散歩するつもりだったのに。もう店舗も閉まっています。


Macy’s のモミの木が点灯されている。
なんか日本のイルミネーションみたいにチープだな…。そして相変わらず人通りが少なくて、わびしい。


店舗どころかルームサービスまで終了していた。メニューには23時まで可と書いてあるのに22時には店じまいしたらしい。キューバ人かよ。資本主義の中枢街とも思えん。


それでさっそく持参したようよう麺が役に立っているところ。おやつ的なものも持ってくるべきだった。

私はついつい「風情のある」ホテルを選んでしまうのだけど、素直にヒルトン系などに泊まればこんな目にはあわないんだろうな…。


海外のGreen teaはまずいので、高級緑茶ティーバッグも持参している。
日本茶飲むと和む。

次の日に続く

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