ジョン・ケイルがブルーノートに来るというから観に行ってみた。
すると老人ホームから脱けだしてきたかのようなザ・おじいちゃんが現れた。
15年前にルー・リードのライブも観たけど、まあ年齢の差もあると思うんだけど、ルーが現役のアグレッシブなロッカーだったのに比べるとたいへん物静かな感じだったよ。
それだけに、みんなが喜んでくれるならやりましょう的にsongs for Drella とかI’m waiting for my manとかSunday morning とか粛々と歌ってくれて嬉しかった!
アンコールは体力的に無理だと思ったのか、最後の曲と言った後に2曲演奏して、おじいちゃん然とした足取りで楽屋にさっさと帰って行ったよ。
でもVelvet Undergroundですからね。
生ける伝説ですよ。
今、東京で、50年前のヒット曲を演奏するの、どんな気分なんだろうな。
ブルーノートって居心地いいよね。
似たような大人向け音楽クラブがいくつかあるけど、ブルーノートが一番好き。
その後、近所のA piece of cakeへ。
世界一のケーキ激戦区であるトキオラマにおいて、双璧は平野顕子とa piece of cakeだと確信しております。
まあ、好みの問題だけどね。
私は「日本人が作った繊細なアメリカンケーキ」が大好きなので、そういうタイプのケーキが圧倒的に美味しいのはこの2店。
「あっ!!太郎サ!!」
店舗は岡本太郎さんちの1階です。
太郎サの邸宅、すごくかっこいいよね!
どうか破壊されませんように……。
日本人はこういう超貴重な遺構だって平気でぶっ壊すからな。油断ならないよ。
店舗はちょっと狭いので、テイクアウト。
オマケで付けてくれるコンポートもめちゃうま。
近所の福祉作業所で製作されている太郎の顔クッキーはお土産に良さそう。