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朝6時半にフィレンツェ到着。
乗り物酔いでヘロヘロ。ほとんど眠れなかった。
もしやチェックインできやしないかと思い、一応ホテルに行ってみたがイタリア人のオーバーリアクションで「無理だよ!こんな早い時間に無理だよ!」と言われる。
これから観光とかしたくない…。
だいたいなんで品川から広島くらいまでの距離に11時間もかかるんですかね。
まあ、好き好んで寝台列車に乗っているんだけどね。寝台を使う時は、お金もったいないけど前日からホテル予約すべきだね。
仕方ないので、早朝営業の駅前マックでしばし時間を潰してからウフィツィ美術館の朝イチへ向かうことにする。乗り物酔いと寝不足で気持ち悪い。
屋外にも彫刻が置かれている回廊がある。
すでに100メートルくらいの行列。
開館前から30分ほど並んだけど、オープンしたらすぐに入れた。普通は1時間以上並ぶものらしい。事前に予約チケットを買うこともできるようなので、予定が分かっているならそれが一番良い。
シブタツの間。
古代彫刻ヘンすぎる。
ヘルマプロディートス。
紀元前2世紀ごろのエジプトのポリクレスの作品を、西暦2世紀ごろに古代ローマでコピーしたものだそう。
とにかくBLが好きっぽい。
ウフィツィ美術館に並んでいる絵画や彫刻を眺めていると、異世界に連れていかれそう。
天井が美しい。
ヨーロッパの美術の真髄は、どれだけ繊細にヘンタイを追求するか、ではないかと思うようになった。
ここで夜中に一人で遊んだら、もうこの世に戻ってこれないだろうな。
ポンテ・ヴェッキオは美術館からよく見える。
なんか、だんだんヨーロッパ見物に飽きてきたかも。わざわざポンテまで行く元気が出てこない。若い頃だったら、新鮮なコーフンの連続で、飽きたりしないんだろうか。プラハの様式美がすごすぎて、他がつまらなく見えてしまうという事もあるのかな。
もっとゆっくり鑑賞したかったけど、そろそろ体力の限界。
美術館のカフェでちょっと休憩してから、散歩しつつホテルに向かう。
近くのクラシックなカフェScudierで休憩。
バナナスプリットをたのんだら、クリームメガ盛りの巨大なやつが出てきた。
でも実体はかなり薄いクリームの中にバナナ一本とアイスワンスクープ。見た目のワクワク感を演出する感じが良い。
こんな路地ばかり。
美しい。
ようやくホテルにチェックイン。
Grand Hotel Baglioni.
やっとホテルで休めた…。
フィレンツェらしい素敵な内装。
ゴミが残っていたり、いろいろ備品が欠けていたりするけど、これがイタリア式なのかな。
この水栓が欲しい。
3時間ほど昼寝して復活。
韓国人客しかいない近所の謎人気イタリア料理屋で夕飯。
観国のテレビとかで放送されたのかな。普通に美味しかったけど。
店名失念。
その後、当然サンタマリアノヴェッラで買い物。
薔薇水とか香水とか購入。日本人客がいっぱいいて、日本人スタッフもいた。
日本の半額以下だった。
今回は旅費でカツカツなので洋服屋さんとか行ってないけど、近所にグッチ、アルマーニ、ドルチェ、カヴァリ、プッチ、プラダなどがぞろぞろ並んでいる通りがある。全部地元洋品店なんだよね…。ファサードもそんな雰囲気で、こじんまりしていた。
イタリアって極端だよな。車もフェラーリか三輪車か、だもんね。