久しぶりに恵比寿の中国アンティーク家具店マンダリンを訪問。
かれこれ10年以上の付き合いで、マンダリンのHP表紙には8年くらい前の拙宅の写真も使われている。
http://www.mandarin-antique.jp
お察しの方も多いと思いますが、リッツ・ホテルのシャネルのサロンをなんとか真似ようとしております。
なにやら厨二っぽい夢想感もあり、頑張ってる西洋コンプレックス民っぽさもあり、今見るとちょっと恥ずかしい…。
ティーンの頃にシャネルのサロンの写真を見て以来、東洋と西洋の邂逅インテリアに憧れておりましてね。中国骨董家具を探しているうちに「マンダリン」さんと出会ったのです。上品な本物のアンティークの品揃えが素晴らしかったです。
ところが、中国の新興富裕層の骨董品爆買いの影響で、最近は本物のアンティーク家具は手に入らなくなってしまったそうで、現在店内のほとんどの家具は復刻品やヴィンテージ。アンティークは数点のみ。ヴィンテージや復刻家具といっても、マンダリンさんで扱っているものは骨董品の修復をする一級の職人さんによって制作されているので、とても高級感がある。しかし、家具職人の高齢化で、復刻家具の仕入れもだんだん難しくなっているそう。
中国骨董家具、今後はさらに値上がり稀少化すると思うので、迷ったら即買いすべきかも。
店長さんと「あの頃」はいい時代でしたね、と斜陽的に共感しあうひとときと相成り候。
そういえば、香港のペニンシュラも東洋×西洋の折衷趣味が素晴らしかったのに、リニューアルしてすっかりつまらない今風ホテルになりましたね。
http://hongkong.peninsula.com/ja/default
1泊分料金で2泊泊まれるスイート・プランを利用して、分不相応なペニンシュラ・スイートに泊まったことがある。
インテリアも素敵だったけど、ベッドに感動した。まさしく雲の上のような寝心地であったよ。
もう一度返還前の香港に行きたいな〜。
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