NHK「一本の道」が優れた旅番組である理由

NHK BSプレミアム「一本の道」が面白い。

毎回NHKのアナが海外に行って、日本語ペラペラの原住民と一緒に何かテーマのある道をひたすら歩くだけ。たいてい、何も起きない。有名な観光地が登場することもあるけれど、それは旅の一風景でしかない。ほとんどの時間は、どうってことない景観の中をやみくもに歩いて、出会った現地民とどうってことない会話をするだけ。

でもそういう状景の中にこそ、その土地の持つ魂みたいなものが浮かび上がるんだよね。それは、実際に自分でその土地を歩いてみなければ見えてこないもの。

旅番組って、雄大な景色とか、その土地の歴史的建造物とか、美食といった派手なアイコンを観光客的視点で撮るものが多いけど、そんなような大手ツアー会社の宣伝みたいな映像は、もはや面白みがないんじゃないかしら。いまどきネットでいくらでも検索できるし。

NHKの旅番組は優良作品が多い。
「チョイ住み」という旅番組もとても好き。辻仁成や土井善晴といった、ちょっと通好みなイケ熟男と若いイケメンを1週間くらい異国で同棲させて、その様子をドキュメンタリー的に追いかける番組。その土地の日常が見えるし、ちょっとBLっぽいアヤシイ雰囲気もあって、腐女子の間でも度々話題になっているぞ。

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