シアトル・アラスカ旅行17日目(2019/10)

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1/10

帰国日。
フライトが正午なので、10時前に空港に着くようにウバーで移動。
ところが遅延で搭乗は14時からになっていた。

今回は幸いデルタスカイラウンジが使えるので、待ち時間も苦痛ではない。
デルタのラウンジは、なんと片道航空券だと入場できないのですよ。シアトルからフェアバンクスに向かう際、睡眠不足で5時間も待ち時間があったので本当に辛かった…。あと利用券を買って入場することもできない。その代わり、アメックスのプラチナ以上のカード保有者とアメックスデルタカードの保有者は入れます。もはやアメックスが運営しているラウンジなんじゃないかと感じる。


あんまり期待しないで入ったシアトル空港のデルタスカイクラブは、かなりハイレベルだった。だってデルタですよ?アメリカですよ?やはり食レベルの高いシアトルだからなのか?




朝ごはんと昼ごはんのブッフェ両方試したけど、どちらも素晴らしい。品揃えは少ないんだけど、全部美味しい。

そして特筆すべき点はシアトルの名店のメニューが置いてあること。
パイクプレイスのチーズ屋さんBeecher’sのチーズとか、クラムチャウダーの老舗Iver‘sのスープとか。


シアトルではどこからでもスタバが湧いてくる。

利用者は多いけど座れないことはない。

シャワーはもちろん、スパもある。

DL167 Seattle14:00-Narita17:40

なぜか勝手に座席変更されており、最前列の真ん中席という一番嫌いな位置に。隣席とのパーテーションもなし。まあ2-3-2配列ではないから、まだマシだけどね。今後はオンライン・チェックインが始まったら必ず座席指定し直そうと思う。

相変わらずアメリカの飛行機は良く揺れる。コップに入った水がこぼれた。アメリカは「乱気流直撃しても早く着く」事をサービスだと考えているので、実際揺れやすいそう。日系はその反対。

機内食はいつものようにマズい。
アイスクリームは美味しい。

というわけで何一つ良いところがない米系航空会社なのだ。値段が日系より安いので、まあ仕方ないのかもしれないけど。というか、日米の人件費の差を考えると、実はかなり安い設定なんじゃないだろうか…。アメリカのエリート層は日本のエリート層の3倍の給与をもらっているので、成田〜シアトルのビジネスクラス航空券33万円は11万円程度の価格設定ともいえる。

今回のフライトで初めて「体調の悪いお客様がいるので医療関係者求む」アナウンスを聞いたよ。結局、そんなに深刻な事態ではなさそうだったけど。もしかして、すごく揺れるから飛行機嫌いのお客様が失神したんじゃないかと。不安感から持病が発症したりとか。私は最近だいぶ飛行機恐怖症を治癒したんだけど、一番ダメな時期だったら貧血で倒れたかも。

あんまり眠くなかったので、「オーシャンズ8」と「ミッション・インポッシブル フォールアウト」と「McQueen」の3本を鑑賞できた。


オーシャンズ最高。これは有閑倶楽部の実写版だね。有閑倶楽部も一応映像化された事あるけど、これくらいカッコよくゴージャスにやらないと作品の魅力を表現できないと思う。ケイト・ブランシェットが魅惑的すぎてヤバい…。


ミッションもバイクを駆るスナイパーのイルザがカッコいい。数年前から、こういうちょっとダイキーな美女をちょくちょく見かける。これはやはりエンタメ界が女性の価値観を重視するようになってきたからなのだろうか。女性は中性的なキャラが好きだよね。


McQueenは、演出はちょっと情緒的すぎてアレだけど、ドキュメンタリーなので内容は面白かった。McQueenって、スカルモチーフという危険なアイテムをカッコよく表現できる稀有なブランドじゃないですか。スカルのメリケンサック付きクラッチバックとか素晴らしいよね。あれはアレキサンダ自身の出自とかタナトスへの憧れと反動みたいなものが根拠になっているという事がわかった。やはり根拠がブレていない事が大事なんだね。

2時間ほど仮眠したら、もう成田上空。

車で空港に来たんだけど、自宅に帰る際に階段があるので、スーツケースを荷物配送サービスで送ってもらった。アメックスを持っているので無料で配送してもらえる。スーツケースがないと、普通の電車にも気兼ねなく乗れるし、すごく良いよ。

ドーラと久しぶりに再会。

今回の旅は念願だったシアトル再訪、そして古い友達にも再会できて本当に良かった。小学生で日本に戻ってきた時、日本の学校がすごくイヤで、ずっとシアトルに帰りたいと思っていた。その結果、シアトルをへんに理想化してしまい、再訪するのがちょっと怖かった部分もあったのだ。友達がすごくリラックスした感じで接してくれたこともあって、そういうへんな執着がなくなって良かった。
それにしても、シアトルはリッチな街であった。居心地良いし、あらためてまた住んでみたいと思った。
あとアラスカはカッコいい。不思議な魅力がある。好きな国リスト入り。

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