成田
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羽田
7/21
息子がネットで「実銃触り放題のミリタリー博物館」を発見。ホテルからすこし距離があるのだが、どうしても行きたいと言うのでウバーで指定住所へ向かった。ロシアは物価安めなので、高級ウバーを利用する。毎回ピカピカの高級車と礼儀正しいドライバーが来てくれて安心感。
ロシア語が読めないせいorサイトに記載のアドレスが間違っていたせいで、目的地から2キロほど離れた静かな住宅街に到着。しかしドライバーに行き先の地図を見せてなんとか目的地に到達できた。
実はその博物館はIsmailovoというテーマパークの中にあるアトラクションの1つだったのだ。情報が少なすぎる…。
遊園地とマーケットが合体したような謎の巨大娯楽施設。
ヴィンテージからお土産からガラクタから絵画までごちゃごちゃ売ってる。
博物館のサイトはロシア語オンリーで、あんまり情報がなかったから、かなりローカルな雰囲気なんじゃないかと恐れていたのだが、観光客向けで一安心。
イッツアスモールワールドが超巨大化した感じの広場もあって、結婚式挙げてるカップルもいた。
「モスクワアニメ博物館」という看板があったので、ロシアアニメの展示があるのかしら、と思い調べたら、ハリウッドのアニメを主に展示しているヤンキー仕様であった。
Museum of guns of 20th century.
第二次大戦後の銃器が自由に触れてロシア兵のコスプレもできる博物館。
いわゆるおそロシア的な光景が見られる。
カラシニコフってすごく興味深い人物なんだよ。伝記が超面白い。
けっこう萌えキャラ。
息子が銃いじりに没入しだしたので、私は1人でテーマパーク内でお茶したり散歩したりしていた。
場末感がすごいのに、幸せそうなロシアン・ファミリーが楽しげに過ごしてるんだよ。日本だとこの手の空間はみんな死に体だよね。
カフェで飲んだコーヒーとパンケーキは予想通りマズかった。
息子がなかなか出てこないので、私はお土産を物色することにする。
ハイ!いつもの通りロシアのお土産屋さんはネコだらけ。
サンクトペテルブルクで私が買った可愛いネコのマトリョシカは、あそこでしか売ってなかったみたい。屋台のおやじが「この作家のマトリョシカはここでしか買えない」って言ってたのウソだと思ってたゴメン。
この昭和っぽいセンスのネコ絵が気に入ったのでモスクワ・マグネットを購入。
外に出たらお土産屋さんで飼われているっぽいネコがいた。美しい。
Ismailovoは、キッチュで不思議な風情のある施設だったよ。花やしき感というか、庶民的ロシアンのささやかな幸福が見られる。時間に余裕があればオススメ。
帰りもウバー。夕飯はルームサービスでボルシチ。
ボーイが不慣れなのか、スープがお皿に派手にこぼれていた。
夜、外から大声が聞こえてきて、なにか言い合いをしている様子。そっと窓から覗いてみたら、黒っぽい服の男性が3人、目の前の空き地に侵入して不審な動きをしている。そして銃撃戦のような爆音!
ほんとビックリしましたよ。打ち上げ花火発射してんの。しかも発射が終わったら即撤収。このホテルで結婚式してたから、その余興かしら。