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12/28
昨夜は3時頃に眠り、起きたのは15時頃。12時間ほど眠ってしまった。なんかもう睡眠リズムがめちゃくちゃ。
部屋にバルコニーが付いているので出てみたら、光が青い。
これ鬱病になるやつだ。
アラスカの人々の生活のドキュメンタリー見たけど、けっこう引きこもりの青年とか多いみたいだよ。わかるような気がする。
そして窓の下にダブルロックとしてのつっかえ棒が置いてる。
侵入されたことがあるのかしら…。
日が沈むのが早そうなので、すぐ支度して徒歩10分ほどのスーパーSafewayへ行ってみることにする。
ロビーには無料お茶コーナーがある。
奥にコインランドリーもあるみたい。
いいホテルだ。
−10度くらいで風もなくて良かったんだけど、車が怖い。歩いている人がいないので、車からは見えていない前提で動いた方が良さそう。
近くて遠いスーパー。距離は800メートルくらい。天気が悪い場合、無理して行かない方が良いでしょう。
レジは袋つめまでしてくれて便利だった。野菜や果物もバラ売りしていて「自分で計量して値札貼る」的な難しい作業も不要。全部レジでやってくれる。旅行者に優しい。
けっこうオーガニック食品が充実していた。生鮮品はほぼアメリカから運んできたものだと思う。全体的に日本と同じくらいの物価だった。良い食材を買った事もありトータル50ドルくらいかかった。
最低限の買い物をしたつもりだったけど、3キロくらいの荷物になってしまった。リュックしょって行って良かった。これを手に持ってあのところどころ凍った雪道を歩くのは危険。
GEのヴィンテージレンジにほれぼれしながらスープを制作中。熱電線式。
野菜が摂れてうれしい。
キッチンがあると良いねー。アジアは外食で困ること少ないけど、欧米は自炊できないと辛い。
スープを製作中に、友達のTちゃんからメッセが届く。Tちゃんとフェアバンクスで合流する事になっていたのだ。彼女は私と同じくらい旅好きで、かなり忙しい仕事をしているキャリアウーマンなのに、仕事の合間をぬって世界各地を旅しているのだ。
旅先で友達と合流するスタイル大好き。ホテルの部屋も別々で一緒に行動したい時だけするのが良い。Tちゃんもそういうのが好きな人なので、気楽。
21時半頃にAurora borealis lodgeのお迎えが来る。フェアバンクスに住み着いている素敵な日本人夫妻が運営しているオーロラ観測ロッジだ。オーロラをありがたがってわざわざ遠方から見に来る酔狂者は日本人だけらしいんだけど、最近は中国人もその仲間入りをしたらしい。同じ車に乗っていたのは私たち以外中国人だった。
市内から30分くらいのドライブで到着。
とても素敵なログハウスは、なんとオーナー熊谷さんご本人とビジネスパートナーのアラスカン男性の2人で手作りしたのだそう。
北向きの丘の上にあって、大きな窓なので室内からでもオーロラ観測できる。となりに宿泊棟もあるそう。でも4部屋しかないから、常連さんで予約がいっぱいなんだって。
自分でオーロラ撮影したいと思ってたんだけど、なかなか難しい。結局オーナーの熊谷さんに有料サービスの撮影をしてもらった。
気に入った写真だけ購入すれば良いシステムで、1枚10ドル。間違いなくキレイに写るし、自分で撮るよりずっといい。
実際はこんなに鮮やかなオーロラは出現していない。上手にカメラで撮るとこういう色合いになるんだけど、肉眼だと空の一部がうっすら明るい程度なの。だから「オーロラすごい綺麗だった!」とか言いながらこういう写真を見せる人は嘘をついている可能性がある。時々爆発的にオーロラが展開する際には、肉眼でもこれに近い色合いが見えることもあるそう。そういう時は逆にカメラで撮ると明るすぎて白っぽくなってしまうんだって。
22時くらいにロッジに到着して2時くらいまでダラダラ観測する。基本的にソファでくつろいでいれば良くて、オーロラが明るくなってくると誰かが気がついてみんなわらわらテラスへ出て行く。
こんな可愛いブランコもある。
オーロラが見えなくても、すごい星空と森を眺めているだけでも楽しいよ。
室内も暗くしてあるので、室内からでもまあまあ見える。この日は20人くらいお客さんがいた。今は年末で繁忙期だと思うので、普段はもっと人少ないはず。
最後に写真を撮ってくれた熊谷さんが、写真をテレビに映していき、写真の注文を受け付ける。買わなくてもいいし、欲しい写真だけ買ってもいい。数日間連続で参加する場合、番号をメモしておいて最後の日にまとめて注文してもいいそう。
お茶とかコーヒーとかお湯とかクッキーがセルフサービスで提供されている。途中で小腹が空くのでちょっとしたおやつを持参するのも良いかも。
ホテルに戻ったのは2時半頃。
昼間にはあまり予定を入れず、昼まで寝て夜にオーロラ観測、というスケジュールだと疲れなくて良いかも。