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Intercityホテルはまあまあだけど、朝食は意外と美味しかった。
ビジネスホテルだと思って安い部屋に泊まれば、悪くないかも。

本日はバスでプラハへ向かう。
バスターミナルはホテルの近くなので、徒歩で向かったけど、実際に歩くとそんなに近所でもなかった。
途中で自転車と車の接触事故を目撃した。ドイツは運転マナーが良くて安全な印象だったけど、やはり事故も起きるんだね。軽い接触事故だったけどね。これがカオス国なら血みどろの惨事になっているはず。

バス停の案内が不親切で迷ってしまった。
時間に余裕を持って到着するべし。

バスはやっぱりベンツ。トイレ付き。途中でSAに停まるけど、運転手が交代するだけで客は降りられない。４時間程度のドライブなのに運転手が2人乗っていて、途中で交代するんだよ。過労で事故多発の日本のバス・トラック業界がすごくカオス国っぽく見える…。

ドイツって都市部は大都会だけど、ちょっと郊外に出ると絵本みたいな田園が広がっていていいな〜。

プラハ到着！
すごいな！
いきなり極美的景観！
写真では伝わりにくいかもしれないけど、他のヨーロッパ都市とは全然違う建築の壮麗さ！

バスのアナウンスが「黄金の都プラハへようこそ」みたいな事を言っていたので「その通りだ」と心の中で賛同していたところ、後ろの座席の原住民らしき人が「黄金の都プラハだと？！」と吐き捨てるようにつぶやいていて笑えた。住人たちにとっては、そんな綺麗事では済まない事情も色々あるんだろうね。貧しい国だし。

中心部以外は、美建築でも荒んでいることが多い。しかし、それはそれで超カッコいい…。

中央駅でバスを降りる。
とりあえず駅で1万円だけチェココルナに両替した。

突然すごい雨が降ってきたけど、なんとか迷宮都市を攻略してホテルまで到達。
オフラインのグーグルマップが本当に便利！これがなかったらたどり着けなかったと思う。

ホテルパリは旧市街の中心にあって建物自体が文化財。プラハ的な空間を体験してみたかったので、ここにした。期待を超える美貌！

室内は超可愛いけど、とても狭い。

便利な立地だし、高貴な外観なわりにスタッフは気さくな地元民っぽくて良いです。

あまりにも街並みが美しいので、普段だったら移動日はダラダラ休むんだけど、荷物を置いてすぐに旧市街を散歩してみることにした。

とりあえず広場へ出てみる。

プラハってほんとうに美麗だけど、街じゅう観光客だらけでネズミーランドみたい。観光客向けの店ばかりだし。
あとヨーロッパには意外と東洋人が多くて驚いたんだけど、8割中国人、2割韓国人、日本人はほとんど見かけないよ。目立たないのかな。

旧市街の広場の15世紀から動いている天文時計のからくりを近くで見たかったので、向かい側にあるカフェに入ってみた。

観光客向けっぽい店だけど、生ミントのお茶とアイスクリーム美味しかった！器も可愛い！

そこにいる客は、たぶん全員からくり時計目当ての外国人観光客だったよ。

みんな息を飲んで動き出すのを待っていたんだけど、骸骨が鐘を鳴らし始めるやいなや、聖人が一斉に現れて、一瞬で終わってしまったよ…。写真も撮れなかった…。

プラハの古建築。
なんでいちいちディテールがこんなに美しいの？
美しすぎて苦しい。
ルイビトンの服がすごく安っぽくみえてしまう。

カフカのお家に行ってみたかったんだけど、場所がよくわからなかった。
こんな豪奢な街から、ああいう作家が発生するというのがとても興味深い。

スーパーで買い物して、ホテルに戻った。

ホテルの部屋から原住民のステキなアパルトマンを観察していたら、バルコニーに黒ネコが出てきた…。

日本だったら飛び降りるかもしれないから、絶対にバルコニーに出せないよね…。なんか、全体的に生活の様子が愛らしすぎて豊かすぎて、ほんと辛い…。

夜はルームサービスでグーラッシュとオニオンスープを頼んだ。
これが絶品！チェコは物価が安いので、値段も割とお手頃。

チェコ、素敵な街だなあ。

そして、このホテル・パリも素敵だ。ファブリックの美しさ！

次の日に続く