インド旅1日目 (2017/3/3)

2017年3月3日 成田
これからインドに旅立つ。12日間でデリー〜ジャイプール〜ランタンボール〜アグラ〜デリーと周遊する予定。インドを旅するにはやや短い日数だけど、多忙な夫が同行するので短期濃縮型の旅とする。

マイルを駆使してビジネスクラスにアップグレードしたので、優雅な気分でラウンジに来たところ。

ところが、ここはジャスコのフードコートかよ状態なんですけど。席がみつからないくらいごった返しているし、あきらかに民度が低いぞ。フードコーナーではあさましい小競り合いも。
これはどういう事なんですかね?私みたいに特典航空券でアップグレードしている分不相応な輩がたくさんいるのかな。海外出張が多い友人によると、仕事で頻繁に飛行機に乗る出張族が上級会員になってラウンジやビジネス窓口に溢れているのだそうですが…。

ビジネスは優先搭乗できるけど、私はいつも締め切り寸前に乗ることにしている。少しでも飛行機滞在時間を短くしたいのだ。

17:15発のANA NH827 成田〜デリー便に搭乗。
がら空き(о´∀`о)
CAさんが侍女のように接客してくれて嬉しい。さきほどのフードコートラウンジと雲泥の差やな。

しかし!なんとノイズキャンセルではない!ヘッドセットが!
これはどうしたことでしょう。一説によればインド線と中国線は盗まれるので備品を最低限にしているらしいが…。座席紹介動画で自慢していた特製マットレスも装備されていなかったよ。そのままでもじゅうぶん寝られるのであえて要求しなかったけど。

離陸してすぐにディナーが支給される。

せっかくの日系航空会社なので和食を選ぶ。
でもこのアントレ的なのが一番美味しかった!これとスカッシュだけで満足。

「この世界の片隅で」を鑑賞しつつ。

それにつけても日系飛行機のビジネスクラス快適だね〜。
座席とかは先進国の航空会社ならみんな良いけど、なによりパイロットがサイコーなのです!あきらかに操縦が違うのだよ。他国のパイロットは「揺れないようにする」という概念がないけど、日系パイロットは限りなく静謐な操縦を追求するからね。
日系パイロットの技術はもっと高く評価されるべき。世界中のパイロットを磨き上げる高級養成所を日本に作るべき。そうすれば飛行機嫌いの人も減るはずだし、事故も減るのでは。

食事は普通かな。もちろん悪くはない。
お腹いっぱいになったのでしばし睡眠。

目が醒めるとすでにインドにだいぶ接近している。

CAさんが超ヒマそうで待機室でゲームやっているようだったので、お仕事をあげるために一風堂のラーメンを頼んだ。とても美味しかった!飛行機で暖かい汁物って幸せ。

機内食ってこういうので良くない?美味しいスナックメニューが何種類かあって好きな時間に食べられるのが理想的だな〜。

セーラームーンとちびまる子ちゃんを観ていたらそろそろ着陸モードか…。
つくづくビジネスクラスは楽チンでいいね!エコノミーだったら今ごろ頭痛と首痛と眠気に苦しみながら悶絶しているはず。

3月4日 0:15 デリー空港に到着。
デリーは空港内撮影禁止らしいので、空港内では写真撮らなかった。
なのでこの後写真はなし。

到着後、アライバル・ビザを取得した。一般の入国審査やオンライン・ビザ窓口をずんずん素通りしていくと突き当たりに日本人専用のアライバル・ビザコーナーがある。そこにはすでに日本人が3人いて手続きをしていた。
まず申請書を記入して、支払い窓口で手数料2000ルピーを支払う。日本円の1万円札で払ってお釣りにルピーをもらおうと企んでいたのだけど、カードで払ってくれと要求されてしまう。カードを所持していないと言い張れば日本円でも受け付けてくれたのかもしれないけど、カードも持たずに海外旅行する人って普通いないよね…。ここまでは、まあトロイなりに作業はすらすら進んだのだが、ビザ発給手続き係の人がやたらとのんびりしていて、3人しかいないのに1時間くらい待たされたよ。我々がなかなか荷物を受け取りにいかないものだから係員がやってきて、放置されていたスーツケースの所有者であることを確認しに来た。

今夜泊まるクラリッジズ・ホテルの送迎車がもう帰ってしまっているのではないかと心配だったけど、ちゃんと待っていてくれた。アライバル・ビザで足止めされる客は多いので、慣れているらしい。アライバル・ビザを取得すると、そのまま入国審査をスルーして荷物受け取り場に出ていける。なので、入国審査の長蛇の列に並ぶのとどちらが時間かかるのかというと、よくわからない。時間はかかるけど、ビザ取得の作業そのものは簡単。

無事に入国できたので、さっそくATMでルピーを引き出すことにする。ところが何度操作しても、2分ほどフリーズしたのちタイムオーバーで初期画面に戻ってしまう。ホテルの送迎係氏が近くにいたので尋ねたら、おそらく中身が空になっているのだろう、とのこと。インドではATMが紙幣を数え間違える、という恐ろしい話も聞いたことがある。それよりかはマシか。
仕方ないので両替窓口に行く。日本円で2万円ほど替えようとしたら「1週間に5000ルピーしか両替できない」と言われる。その店のレートだと9000円相当。面倒くさ〜。たまたまその時両替屋に1000円札があったので、万札渡してお釣りをもらえたけど、もし店側に小額紙幣なかったら両替できないよ。皆様お気をつけください。そういう制度はよく変更があるらしいので、事前に確認した方がいいと思う。

高級ホテルの車だからかもしれないけど、運転は意外と穏やかで、カオス国にありがちに暴走系ではなかった。

ホテルに着くともう午前3時。



天井が高くて落ち着かない。
イギリスのコロニアル・ホテルなので、造りがレトロ。窓外は工事中の中庭で、景観はナッシングであった。

クラリッジズの料金検索はこちらで⇩

今までホテル予約サイトで100泊以上予約しているけど、hotels.comが95%くらいの確率で最安。10泊すると10泊の平均価格分が11泊目の予約で割引されるので、事実上表示価格の10%オフなのだ。
最後の予約から1年以上経つと失効するので、年に1回以上旅行する人向き。

とりあえず今夜は寝ることにする。

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