シアトル・アラスカ旅行11日目(2019/1/4)

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本日はチェックアウト。11時には退室しなくてはいけないけれど、朝早く目が覚めたので温泉に行く。

今日は寒い。
更衣室から温泉へ行く通路の床が凍っていて怖かった。特に温泉の波打ち際は、氷がお湯で溶けているので危険。そして手すりも全部凍っている…。

寒さのせいか、湯気がダイヤモンドダスト状になっているような。


岩の上にスマホを置いている様子。
ジプロックに入れているんだけど、表面がすぐ凍る。

これからチェックアウトしなくてはいけないので、頭を濡らさないようにしていたんだけど、そうすると頭や耳がすごく冷たくなるのだ。しょっちゅう温めた手で耳や額を溶かさないといけない。

更衣室に戻って鏡を見たらJack(Shining 1980)になっていた!

今朝は-30度!ようやく極寒地っぽくなってきたぞ!

気温が下がると光の色も変わるような。

やっぱりメタル・ギアっぽい。

11時にチェックアウト。例によってエレベーターがないので、重いスーツケースを引きずり下ろしていたら、スタッフが通りかかって手伝ってくれた。

空港までの送迎の時間が14時半。つまり3時間半くらい時間をつぶさなくてはいけない。アクティビティとかもうやりたくないし、温泉も着替えが面倒なのでもう入りたくない。

そこで集会室の片隅のマインクラフトっぽいコーナーに座ってPC作業をする事にした。電気も盗める。
今はPCとwifiがあるから便利だよね〜。電源さえもてば数時間くらい過ごすのは余裕。ここはwifiがかなり遅いけど。

しかし、だんだん寒くなってきたのでカフェの方に移動。

サンドイッチと紅茶を買ってランチとする。紅茶はレジの横においてあるティーバッグを買うと、コップにお湯を入れてくれるシステム。

日本人は職場へのバラマキ土産を買う必要があるのに、欧米ではそういうタイプのお土産があんまり売ってないよね。でもチナ温泉には日本人スタッフがいるせいか、ちゃんと日本人向けっぽいお土産が置いてあるw

遅いインターネットでモタモタ投稿とかしているうちに3時間経過。フロントに戻って送迎バスに乗せてもらう。

ところが、この車が超寒かった!
小型バスで、暖房はマックスに設定されていたようなんだけど、たぶん気温−5度くらいだったと思う。屋外は−30度くらい。足がこごえるのでずっと指先動かしていたもん。床に落ちた小さな雪が全く溶けなかったし。ドライバーさんもしきりに申し訳ないと言っていた。もしかしたら空調がやや不調だったのかも。座席にブランケットが置いてあった。

私は一応防寒服着て手袋やスカーフもしてたから良かったけど、車内は暖かいだろうとタカをくくって乗車したらヤバかったと思う。寒冷地ではそういう油断は厳禁だね。

空港まで1時間半くらい。

今回、初めてスーツケースの重量オーバーと言われた、ビジネスクラスなので絶対オーバーすることはないと思っていたんだけど、短距離線は制限重量が少ないのかね。しかも、スタッフが「スーツケースから1キロ分ほど何か抜いてくれ」と言うの。手荷物に移せば無問題なんだって。意味不明じゃない?荷物の総重量は同じじゃん。

なお、フェアバンクス空港にラウンジはない。

alaska124 FAI 17:54~SEA22:33
アラスカ航空いいよね。アメリカの航空会社の中で安全性とサービスレベルの高さはNo. 1だそう。あとハワイアン航空も。

往路のデルタより座席も快適。

アイスダストが舞い上がる青い滑走路でパイロットに信号送るマーシャラーが異常にカッコよく見える。

Metal gear solid の舞台がアラスカであった理由がよく分かるような気がする。もちろん色んな事情の結果だとは思うけど。フェアバンクスって独特のミステリアスなカッコよさがあるよ。軍事施設も多いし。巨大な秘密が隠されていそう。オーロラとサーモン以外に取り柄のない僻地だと思ってたけど、思いがけず強い印象を受けた。またアラスカに来たい。


機内食もわりと美味しい。ちょっとタイ風の野菜炒め&ライス。デザートは持ち帰れる袋入りのチョコチップクッキーだった。日系以外の航空会社にしてはかなりハイレベル。アメリカ人なら感激するレベルかも。

スタッフもニコニコして感じが良い。

フェアバンクスの夜景。雪に閉ざされたハイテク都市感があってカッコいい。アラスカ大学の学術関係者と軍関係者がフェアバンクスを特徴付けている。ロシア国境が近いせいか軍人が多いそう。

そして、機内からもオーロラが観えて素晴らしかった。フェアバンクス便に乗る際は、北向きの窓際席を強くおすすめします!つまりフェアバンクス〜シアトル便なら機首に向かって左側の窓際。南側の人たちはオーロラ観れなくてすごく悔しそうだった。

地上から観ると空に帯が出る感じだけど、空から観るとカーテンに覆われる感じなの。色もわりとはっきり緑。たまたま「化石」の武満徹サントラを聴いていたので、「アラスカへ寒冷地の建築を見学しに行った佐分利信がオーロラに出会うクライマックス」みたいな妄想が止まらなかった。

ちょっと仮眠しているうちにシアトルに到着。

なぜか電波がうまくつながらないので、空港wifiを利用してウバーを呼ぶ。
シアトル空港は、ライドシェア専用の乗車場所がある。駐車場の3階でapp based ride share と書いてある。

そこにはライドシェア専用の番号付き駐車場があるのだ。ドライバーは到着すると「何番に停めた」と連絡してくるので、その番号の場所へ行けば良い。混雑してくると交通整理のスタッフも現れる。さすがIT長者都市。素晴らしい。

宿泊先のHyatt house Seattle douwntownまで20分程度。

キッチン付きのつもりだったけど、レンジしかなかった。

でも、やはりハイアット系列とかだとクオリティが安定していて良いね。朝食も付いている。旅先では朝食でほとんどの栄養を摂る事も多いので、気楽だし助かる。お茶とコーヒーのセルフサービスがロビーにあるのもポイント高し。


スペースニードルの目の前という立地も素敵。

私の部屋はマクドナルド&マウントレーニア・ビューだけど。

どうやらスーツケース開封されたらしい。TSAの南京錠にしておいて良かった。ヘンなもの入れてなくて良かった。

そういえば、フェアバンクス〜シアトル便で隣に座った色が黒めの男性が、離陸する際にお祈りするような体勢になっていたので、まさかアッラーに祈ってるんじゃないだろうな、と思い超怖かった…。
そのオッさんは安定高度になるやいなやイソイソとタブレット持ち出してシンプソンズ鑑賞し始めたので安心したよ。

次の日に続く

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