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24日間に及ぶ欧州周遊旅行も本日でおしまい。
我ながら、よく子連れでこんなに盛りだくさんな旅ができるなあ、と感心する。
昨夜から泊まっているエデン・ホテル・ヴォルフは、朝食もそこそこ品揃え良く、全体的にコスパの良い優良ホテルであった。ただし、アラブ系の客がたくさん泊まっているとやや騒々しい。
今朝、ホテルで謎の激しいノックに起こされるという事件があり、怖いのでフロントに問い合わせて確認してもらった。そうしたら、正体はアラブから来ている大家族の子供たちで、ホテル中でサッカーをしたりノックをしたりしていたらしい。スタッフさんも「アラブ系の客はいつもそうなんですよ」と言っており、ややうんざりしている感じだった。
アラブの子供がヤバいのはたぶん伝統。タンタンでもアラブの王族の子供がすごい乱暴者でみんなを困らせる、というエピソードがあったもん。
日本の高級店で中国人が買い物しまくるように、ヨーロッパではUAE人が買い物しまくっているのをよく見かけた。日本では「中国人はマナーが悪い」的な悪口言う人多いけど、私は中国人よりアラブ人の方がずっとヤバいと思う。中国人<インド人<アラブ人というイメージ。特にアバヤ女性の傍若無人っぷりはすごい。あれは絶対アバヤが隠れ蓑になっているからだと思う。ネットの匿名性が人を下品にするのと似ている。
ミュンヘン空港まではエアポートシャトルバスを利用した。ホテルが駅前なので、横断歩道渡っただけでバス停に着く。バスは広くて清潔なベンツだった。運転も静謐。ほんとドイツは全体的に安心感があっていい!それに日独伊三国同盟のせいか分からないけど、なんとなく「俺たち枢軸国」的なムードがあり、イギリスやフランスより親しみやすい。気がする。
ミュンヘン空港でドイツ民族衣装コスプレ屋みたいなの発見。
あとこれ。よくない?
カプセル仮眠施設。時間単位で借りられる。日本にもあるよね。世界中で普及してほしい。
帰路もルフトハンザのビジネスクラスなので、ラウンジが使える。
にんじんリンゴスープというものがあってドイツっぽいなあ、と思った。食べ物は貧弱でスープとパンとサラダくらいしかなかった。
機内の写真は撮り忘れたのでなし。2-3-2配列だった。
フライト中に救心を飲みたくなるようなイヤな揺れが起きる確率は自分統計だと6回に1回なんだけど、今回は気絶しそうな瞬間が2回あったよ…。そしてこれも自分統計なんだけど、そういう揺れが起きるのって必ず外資系航空会社なんだよね。
パイロットの許容範囲というか、絶対に最小限の揺れに抑える、みたいな気概が日本のパイロットにはあるのかな、と思ったんだけど、実際どうなんだろう。たとえば鉄道だと、エンジンやブレーキの使い方が、日本は明らかに他国より丁寧で静謐だし。
*追記 実際、航空会社によって乱気流を避ける基準が違うらしい。例えばアメリカでは「揺れても最短時間で到着するのがサービス」という発想なので、あまり揺れを気にしないそう。日本の航空会社は「揺れないのがサービス」という発想なので、多少到着が遅れても乱気流をなるべく避けるそう。また、経営状態が悪い会社やLCCの場合、燃料を節約する必要があるので、やはり最短距離を選ぶそう。会社によっては、燃料や時間をオーバーしたパイロットの給与をカットするという。
この本に書いてあった。これ面白いよ。
無事日本に帰ってきた!
海外から帰国するたびに、日本の清潔さや静謐さに感動する。
今回の旅は、行ってみたかったヨーロッパのあちこちを一気に制覇できて良かった。ヨーロッパ的な古臭い文化に憧れていたけれど、実際に現場を見て歩くと、彼らは「古いものに囚われている」ようにも見えた。一種の呪いというか…。一方で日本はあまりにも刹那主義かつ拝金主義なので、その中間くらいが一番いいんだろうなあ。でもヨーロッパ人の方が幸せそうだよね。