成田
ヘルシンキ
サンクトペテルブルク
モスクワ
ワルシャワ
クラコフ
ブダペスト←今ここ
ドバイ
羽田
7/29
安眠できないまま、夜が明けた。
本日は息子が短期留学のためにロンドンへ移動する日。私はもう少しだけ旅行を続けるけど、もうこの部屋にいたくないので、一緒に荷造りして空港へ向かう。
ブダペスト、移動が全般にカオス感あり。とにかくウーバーがないのが辛い。ロシアですら使えるのに。タクシーはアジアほどではないがボラれる事も多いし、そもそも道で拾えない。10分くらい待ってみたけど、実際拾えなかった。
空港へ行くのに一番便利そうなのはエアポートシャトルバスなので、まずバスの発着場までメトロで向かう。ところが、目的地と反対方向行きのホームに降りてしまった。メトロは反対方向のホームとつながっていないので、間違ったホームに降りてしまうと修正できない(ホームの入り口にはどちら方面行きとか書いてない)。駅員さんに事情説明して「既に切れ目を入れられてしまっている切符を見逃してもらえるように向かい側の駅員さんに連絡してもらう」という手続きを踏んだうえで重いスーツケースを持って階段昇って道路に戻り、道を渡って反対側のホームの階段を降りていくと、さきほどの連絡を聞いていない駅員さんが現れてアワアワしていると察して通してくれる、みたいな超面倒臭い右往左往をしてしまったよ。
そしてヘトヘトになってエアポートシャトルバスに乗り込んだところ、これがさらに最悪なのであった。なんと一般的市内バスなの。普通は空港シャトルバスって大型観光バスみたいなのじゃん。そういうのじゃないの。大きい荷物持ってつり革つかまって立ち乗り。20分に1本くらいの本数しかなくて、それをブダペストの市内にいる観光客全員が利用するので、超満員!っていうか乗れない人もいた。
我々はドアの前のスペースに立ってたんだけど、空港に着いたらすごい勢いでドアがドカーッンと内側に開いて、あやうく体ぺったんこ2次元になるところでしたよ。
ブダペスト市内と空港の移動は、事前にハイヤーを予約することを強くおすすめします。
ブリティッシュ・エアウェイのカウンターでチェックインするところまで手伝ってあげて、息子を見送る。
用心深いので、すべての掲示板でゲートを確認している。
最近は大きい方のスーツケースを持って階段昇降してくれるし、私よりも迷わず目的地に着けるし、ホテル内とか観光地なら問題なく英語でスタッフと意思疎通できるし、私より汚環境にも適応できるし、大きくなったね〜。
よく子供の結婚式とかで親が泣くじゃない。あれは嬉し泣きだと思ってたんだけど、そうじゃない。あれは自分が担ってきた苦労を思い出して泣いてるんだよ。なんの実績も報酬も残らないからね。残るのは老けた己だけ。
空港に隣接しているibis Styles Budapest Airport hotelにチェックイン。
ホテルは空港から見えるんだけど、どうやってホテルまでアクセスするのかよく分からなかった。空港到着口から出て、屋根のある道を駐車場に向かって歩けば良い。レンタカーの事務所を横目に歩いて行けば、屋根はホテルのエントランスまで続いている。雨の日でも大丈夫。
今F1の時期だから、ホテル代はどこも1.5-2倍程度に値上がり中。もともと物価安いからまだしも、かなり出費がかさんでしまった。
ここは今っぽいビジネスホテル。窓が開かないのが残念だけど、冷房もあるし、清潔だし、安全だし、昨夜の汚民泊に比べたら極楽だ…。ただし冷蔵庫がないのがやや不便だった。
周囲には何もないけど、空港に大きいスーパーがあるので、食べ物なんかも気楽に買いに行ける。
息子の乗った飛行機を追跡してみた。っていうか飛行機飛びすぎ。あの燃油爆消費マシンがこんなに飛んでたら温暖化するの当たり前。
「ロシア東欧旅行16日目(2018/7/29)」への1件のフィードバック