旅程 2/17 成田〜チューリッヒ 2/18 2/19チューリッヒ〜ナイロビ 2/20 2/21 2/22 2/23 2/24ナイロビ〜アンボセリ移動 2/25 2/26アンボセリ〜ナイロビ移動 2/27ナイロビ〜ナイバシャ湖移動 2/28 2/29ナイバシャ湖〜マサイマラ移動 3/1 3/2 3/3マサイマラ〜ナイロビ移動 3/4ナイロビ〜キガリ〜ヴォルケーノ国立公園移動 3/5 3/6ヴォルケーノ国立公園〜キガリ移動 3/7キガリ〜ブリュッセル移動 3/8 3/9ブリュッセル〜チューリッヒ移動 3/10 3/11チューリッヒ〜成田移動
買い物ツアーが終わったので、久しぶりに朝ゆっくり寝られた。
Stanley ホテルの朝食レストラン。バルコニー席もある。最近のナイロビは排気ガスすごいので、室内が快適。昔はバルコニーが良かった。
サトウキビと生姜のフレッシュジュースを作ってもらった。
あいかわらずアフリカ的色彩のスイーツたち。
ケニアのハチミツ美味しい。ワイルドで味が濃い。
このレトロなショッピングモール雰囲気あるよね。
昔の新聞。
Stanleyホテル1泊でチェックアウト残念。ここはご飯も美味しいのでほんとオススメ。従業員も感じ良い。コンシェルジュに最寄りのATMの場所を聞いたら、なんとガードマンを同行させてくれた。私がいかにもひったくられそうなタイプに見えたのだろうか。すごくありがたかった。
この辺りは銀座みたいな地域で私服警官もたくさんいるので比較的安全なんだけど、道路一本わたると危険ダウンタウン区域になる。
ナイロビからナイバシャへ移動。今日からMPATAのドライバーシャドラック氏に6日間お世話になる。
ナイロビ中心部には高層ビルが建ち始めている。強度とか大丈夫なのかな。都心部にリッツカールトンレジデンスとかできたら買いたいw ただしナイロビは中国バブルで実態よりもモノの値段が高くなっている印象もある。郊外には日本の80年代っぽい巨大な建売住宅地群が雨後の筍のように生えてきている。
ナイバシャへ向かう途中にあるKiambethu tea farmの茶畑見学とランチのツアーに参加してみた。
20世紀初頭にイギリスから来て茶畑を始めたファミリーの末裔である上品なマダムの自宅を見せてもらえる。
全てが夢のような贅沢さでビックリした。屋敷は入植した時に建築家だった祖父が建てた重厚な英国様式。
はじめに茶畑を見せてくれる。
このマダムが放つGovernorオーラもすごくて、コロニアル文化の最後の生き証人感。この写真の構図すごくない?「風と共に去りぬ」みたいじゃない?
どこからともなく犬が現れる。女主人の忠僕。
風のにおいを嗅いでいる。
続いて、室内でお茶とお菓子を頂きながらお茶の講義を受ける。
マダムが授業をしている間、愛玩犬たちが現れてゲストをもてなす。
シェパードはテーブルの下で待機するように命令されている。お腹見せて甘えたりしない。カッコイイ。甘えん坊もかわいいけど、私はどちらかというとこちらの方が好み。
見かけなかったけどネコもいそう。というかチーターなどの野生保護動物も預かってそう。保護動物は大きい敷地のオーナーが里親として預かる事もあるそうなので。
実はイギリス英語がほとんど聴き取れないのでマダムの説明は半分くらいしか理解できなかった。みんながネイチャーウォークに移動した後、私が犬コロと遊び続けていたら、イギリス人のおっさんがさりげなく私の近くで写真集などを見ていて、私が間違った方向に歩いていくのを確認すると「ツアーに参加するならこちらですよ」と案内してくれた。たぶん私が「よくわかってない人」だと思って見守ってくれていたんだと思う。英国紳士!!イギリス人の男性は優しい人が多いね。
敷地内ネイチャーウォーク。
犬は常にツアー客を先導する。危険がないか先に行って確かめてくれているそう。
この犬はネイチャーウォークのおっちゃんが好きみたいで、ずっと一緒に歩いていた。
牛やアヒルを飼育する小さい牧場もある。
ツアーの後は庭でランチ。
超美味しくて感動したよ。良いコックがいるっぽい。ブッフェ形式なので少食でも大食いでも無問題。
とんでもないデザート。庭で採れた果物のコンポートと牧場の牛のミルクで作ったクリーム類。ただただ感動。
お一人様席を用意してくれた。ゲストみんなヨーロピアングループで、私だけおひとり様&東洋人。そういう境遇にはなれているけど、食事の時とかやや気疲れする。話しかけてくれても放置してくれても、どちらにせよ疲れるw
お土産に紅茶を買った。このファームは無農薬で手摘みの最高級だけど、直販なので500g500円。
治安がどうなのかそこだけが心配だけど、この世で最も優雅な生活をしている人だなと思った。うらやましい。
お茶畑からナイバシャまでさらに2時間ほどドライブ。途中でグレートリフトバレーのビュースポットに立ち寄り。巨大な階段のように3段階の落差がある。
ナイバシャ湖付近にはバラ農場がたくさん。ケニアの主要輸出品でもある。この広大なバラ農場のせいでナイバシャ湖は水が干上がり汚染されているそう。
ナイバシャ湖のSopa lodgeに到着。
ここは8年前に息子を連れて来た。とても気に入ったので再訪。湖に面した森に比較的安全な野生動物がうろついていて(ただし夜間は超危険生物カバがやってくるので戒厳令)、ミステリアスな魅力がある。食べ物もわりと美味しい。
ヴィラは2階建て。合計4部屋ある。私は毎回1階だけど、2階の方が眺め良いし、虫も入って来にくいし、カバに襲撃される可能性ないから良いかも。
こんな風に並んでいる。
玄関ホール。
ベッドセットがなぜか中華製。中国から賄賂もらっているえらい人に売りつけられたんじゃないかな。
バスルームがモダンにリフォームされていて嬉しいような残念なような。
以前は色あせたタイル貼りで、植民地時代から使ってそうな電話機型の骨董シャワー水栓が付いていて、不気味で使いにくいんだけどすごく風情があった。
蚊帳が導入されている。いつも大乾季に来ていたので虫があまりいない印象だったけど、夏に来るとけっこういる。
部屋から野生動物見物できる。
ポットがあって嬉しい。
このロビー好き。
食堂。3食ブッフェ。午後はお茶とお菓子のセルフサービスもある。
8年前は息子がここで泳いでいた。懐かしい。あの頃は息子まだ許容範囲広かったなー。今なら絶対こんな場所のプールで泳がない。
Sopa lodgeの庭。庭を散歩するだけでお腹いっぱい。
野生動物とこれくらいの距離感で出逢える。
冗談ではなく死んでも自己責任。日本ではありえないよね。アフリカのこういうおおらかさと危険さが好き。スタッフには「野生動物からは100メートル離れろ」と言われるけど、おとなしい動物は10メートルくらいまで近づいても大丈夫。たぶん。絶対ではない。
地面はフンだらけ。
「湖にはカバがいるので近づくな」と言われているのだが、ネイチャーガイドがゲストを連れて湖の方に歩いていったので付いていった。
避難小屋?
釣りをしている人々。原住民っぽい。ホテルの敷地に入ってこれるの??
美しい。
いったん部屋に戻って休息。部屋でwifi使える。
ネコもいた。
夕飯。
気楽なおひとり様席。
ケニアのロッジはたいていブッフェ。必ずお米もあって日本人の口にあうと思う。
19時過ぎるとカバが陸に上がってくる。カバは獰猛で足が速いので最低でも100メートルは距離を取るように注意される。この写真はたまたま私の部屋から見えた姿。夜間に外に出る際は危険なのでガードマンを呼ばなくてはいけない。
数年前にこのロッジで中国人がカバと一緒に自撮りしようとして喰われた事件もあった。ホテルが風評被害で閉鎖されることを心配していたのだが、なんら影響はなくて安心した。
ガードマンに「カバか近くにいるかどうかどうやって分かるのか」問うたら「匂いで分かる」とのこと。妖怪っぽい。妖怪といえば、ケニアにはナイトランナーという妖怪がいて、それは高速移動するのが特徴なのだが、カバに乗っているらしいんだよ。その速度はだいたい新幹線と同じくらいだとか。
ナイトランナーはとても興味深い。BBCのドキュメンタリーを見つけた。
「2020年ケニア・ルワンダ旅 11日目(2020/2/27)」への1件のフィードバック