〜旅程〜
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8/10
本日はエクアドル本土のキトに移動する日。
ガラパゴスを出たくない…。自炊できる物件を借りて１ヶ月くらいいたいな。

日本のお盆期間に入るせいか、Cucuve suitesには今日から日本人が２組チェックインするそう。今朝はガラパゴスでほとんど見かけなかった中国人らしき親子連れもいた。中国人は団体で移動するイメージがあるけど、インテリっぽい中国人は個人行動するよね。あるいは香港人なのかな。

タクシーを呼んでもらって空港へ向かう。25ドルの定額。空港は隣の島にあるので、車で行けるのはフェリーターミナルまで。フェリーというか大きめのモーターボートに乗って空港のある島（バルトラ島）へ渡る。無料の航空会社のバスが待っているので、それに乗ると空港へ行ける。

バルトラ空港はエコでオシャレな雰囲気。

ほったて小屋という噂があったので心配だったんだけど、わりと居心地良かったよ。Republica del cacaoのお店もあるので、ここでお土産も買える。８０ドル程度のそこそこ高級なパナマ帽も売っている。息子が帽子を欲しがっていたので、試着してみたけど、全体的に頭周が小さくてフィットしなかった。普通に頭小さい人なら大丈夫だと思うけどね。

カオス国に来ると、ポテチはプリングルス一択なの何で？しかも高いよね。ガラパゴスなんて一本7ドルだよ。日本のスナック菓子って品質もバリエーションも世界一だと思うんだけど、何で海外に売ってないの？

AV1685 Avianca航空 13:35発（フライト時間2:05）
２０分程度の遅れで搭乗。今回の飛行機はモニターなし。

キトに到着。
コンドルのように風にあおられる感じの降下着陸でコワ気持ち悪かった( ；´Д｀) 飛行機に乗らずに旅がしたい。高い山脈の間にある空港なので、風も強いし気圧も低いからかな？

キトには別に興味なくて単なるトランジットなんだけど、景観が異常なのでやにわに興味が湧いてきた。標高2800メートルの空中都市。切り立った崖や雄大な火山で構成されていて、伊香保温泉が100倍のスケールになったような感じ。写真だと分かりにくいけど、空港もすごくデカイ山に囲まれている。ちょっとした小山にしか見えないけど4000メートル以上ある山稜。斜面には民家や畑が見える。

切り立った高い崖の上に香港みたいな高層ビル群！大丈夫なの？？見たこともない不思議な景色だよ…。
マチュピチュなどもそうだけど、インカ文明ってどうしても高地に集落を作るんですね。要塞とか神殿とか、そういった目的が不要になった現在でも、どうしても高い場所にベクトルが向かうDNAが興味深い。

なお後日ガイドさんに聞いたところ、山の上の方に水が湧いたからそこに暮らすようになったのだそう。

途中で通過した深い崖の吊り橋。

1時間くらいのドライブでホテルに到着。キトのホテルはラディソン経営のNHコレクションホテル。最初はハシエンダと呼ばれる古い農園ホテルに泊まるつもりだったのだが、旧市街観光に行くためには市内ホテルに泊まらなくてはいけないとのことで、ここにした。

標高2850メートルで富士山７合目に相当する。高山病になる人も多いらしい。アマノフーズもプリングルスもパンパンで爆発寸前。

夕飯はルームサービスでスープとトマトパスタと人参ジュースをたのんだ。少食なので、レストランで何か頼むと絶対食べきれない。ルームサービスだと一人分をシェアしたり、残しておいて数時間後にまたモソモソ食べたり出来る点が良い。
エクアドルはだいたい何を食べても美味しい。

そうそう。食べ終わってルームサービスに電話して食器を片付けてもらおうとしたんだけどCould you take away the plates?みたいなシンプルな言い回しでゆっくり話しても通じなかった。英語は全く通じないと思っていた方がいいですよ。結局フロントに電話をまわしてもらって通訳してもらった。

wifiはまあまあ。１階のロビーはちゃんとつながる。

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