ロシア東欧旅行1日目 (2018/7/14)

7/14

本日から成田〜ヘルシンキ〜サンクトペテルブルク〜モスクワ〜ワルシャワ〜クラコフ〜ブダペスト〜ドバイ〜羽田の旅に出る。

成田〜ヘルシンキ間は、フィンエアーのビジネスクラス。カンタスのラウンジに案内された。

人気がなくて静謐で居心地良いけど、フード類は貧弱。ラウンジ通はその辺のことが分かっているから、ここを避けているのかな。

おごそかに提供されているコーンスープはインスタントと思われる。ローズ&バニラティーは美味しい。

AY72 成田11:00〜ヘルシンキ14:25(フライト時間10:00)

1-2-1配列。プライベート感あり。そしてフィンランド自慢のマリメッコのファブリック。私は飛行機が怖くて苦手なのだが、北欧っぽいあたたかいインテリアだと恐怖感がやわらぐ。デザインって重要だよね。特に病院とか、飛行機とか、そういう「快適ではない」環境におけるデザインの力は大きいと思う。
日本の航空会社も友禅柄とか無印コラボとかやればいいのに。

アメニティは保湿クリームと歯ブラシと耳栓とアイマスクとスリッパ。マリメッコデザイン。

昨夜は出発準備がやけに忙しく、私がせわしなくウロウロするのが気に入らないらしいネコに噛みつかれたりして、1時間くらいしか寝れなかったよ。ビジネスだとちゃんと眠れるからまあ良いけど、エコだったら辛すぎる。
長めの海外旅行に旅立つ際のこの直前カオスってなんとかならないんですかね。

機内食のメニュー。どうせ美味しくないだろうから、前菜とスープだけ頂くことにする。

まず「犬ケ島」を鑑賞。ウェス・アンダーソンって人気あるけど、全然面白くないよね。見た目重視で広告デザイナーの人とかが作った作品っぽい。私も彼のビジュアルセンスは好きだけどね。もしかしたら、この「つまらない感じ」がクセになる系なのかな。

サーモンスープ。これは割と美味しかった。ミントティーは綿の袋に入っていて可愛い。

4時間ほど眠った後で「アーリーマン」を鑑賞。大作系アードマンは、もちろん初期ウォレス的な繊細さと味わいは失われているのだけれど、一貫して優しいところやディテールを慈しむところが大好きだ。ディテールに語らせるのは、優しい人の証。
着陸前の軽食として「焼うどんセット」を注文。ブヨブヨに伸びた変な焼うどんだけど、こういうのって飛行機の中で食べると結構美味しい。

もうフィンランド上空。

14時過ぎ、ヘルシンキに到着。
空港には中国語の広告が溢れていて、入国審査では並んでいるの9割が中国人だった。今はどこに行っても同じなので、もはや驚かないが。

空港の到着フロアにスーパーがあるので、ホテルに行く前に気楽に買い物できて便利。


いきなりスノードームとマグネットも入手できた。

パン売り場でパンの買い方が分からずにマゴマゴしていたら、近くのお姉さんが丁寧に教えてくれた。パンは同じ種類ずつ袋に入れて、それを計りに乗せて、数量を押して、パンのケースについている番号を押すと値札シールが発行されるシステム。外人には少しハードル高い。
パンはややかたいけど、全部美味しかった。おにぎりは機内で配っていたものをもらってきた。コンビニおにぎりを機内で配るってすごく気がきいている。

タクシーで市内のホテルに移動。車はボルボ。運ちゃんは若い黒人なので飛ばすかと思いきや(偏見)、超ジェントルで静謐な運転!だいたい空港の様子とタクシーの様子でその国の雰囲気がわかるけど、フィンランドはかなり上質な国と見たぞ。

ホテルはラディソン・アレクサンドリ。日本で少し前から流行っている「北欧デザイン」みたいなの。本当にそういう雰囲気!全体的に落ち着いていて物静かで好ましい。

ケトルが配備されているのもありがたい。

窓が開くのも良い。窓が開くだけでホテルの快適さは倍増!バルコニーと物干しがあれば3倍増!

さっそく機内でもらったマリメッコスリッパが役に立つ。

スーパーで買ったブルーベリー美味しい。

疲れたので、本日はどこにも出かけない。

夜9時過ぎなのに15時くらいの明るさ!遮光カーテンは必須だね。

次の日へ続く

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