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羽田
7/25
地獄の寝台列車から解放されて嬉しい!
到着地はブダペスト東駅。駅構内で両替して表に出る。
ハンガリーってウバーがないんですよ。そしてタクシーは少なく信用度も低い。そこでブダペスト東駅の目の前から乗れるメトロに乗ってホテルへ向かうことにする。
ブダペストのメトロはヨーロッパ最古らしいのだけれど、東駅から聖ゲッレールト広場駅へ向かう路線は新しくて日本の地下鉄より綺麗だった。
ブダペストの宿はGellert。1900年頃に建てられた湯治用ホテル。ハンガリーにはトルコ伝来の温泉文化があるのだ。
口コミサイトでボロいとか不潔とか酷評されているホテルで、たしかにドアノブがはずれたり、シャワーブースがカビだらけだったり、改善の余地多し。でも歴史と趣きも素晴らしいので、私は気に入った。
正面階段。
部屋からの眺め。
無理やり付けたと思われる冷房がひどい設置状態。
うるさくて醜い冷房だけど、これがあったおかげで快適だった。花より実を取ったホテルの判断に拍手。
さっそく朝食会場に行き、軽く食事する。ご飯は普通に美味しい。
朝食会場はなんとなく「ベニスに死す」感があって良かった。ホテルって「貴族の屋敷をシェアする」という発想なのだな、と気がついたりした。
地獄の寝台列車から解放された後すぐにチェックインしたかったので、ゲッレールトは前日から予約しておいた。そのおかげで到着後すぐ朝ごはんを食べて部屋で昼寝できて極楽であったよ。前日からの一泊分代金払うのもったいないと思うけど、寝台列車の後にヨロヨロの状態で不慣れな街に放り出されて時間潰すのはかなり苦行だし、結果的に時間のムダにもなるので、やはり前夜からの予約をしておくべきだと思う。
数時間昼寝してから、近所を散歩する。
ホテルの目の前に飲泉場がある。怖いので一応煮沸してお茶を淹れるのに使ってみた。
ホテルの左側に出ると、岩山がある。そこにゲッレールト洞窟がある。昔ここで殉死した聖人のために建てられた教会である。
丘の上というか洞窟教会までは簡単に登れる。
入場料を払うと自動音声ガイドのヘッドセットを貸してもらえる。ノースリーブやショートパンツは禁止だが、ストールを無料で貸してもらえる。
素朴な感じ。すぐ観終わる。
グーグルマップでスーパーを探したところ、橋を渡った先にしかなかったので、往復2キロくらい歩いて買い物をして帰った。ところが、翌日ホテルの真裏にスーパーがあるのを発見したのだ。自分でちょっと見て回る手間を惜しんではいけないね。
このクマのケーキが可愛かった。でも味はまあまあ。海外に行くと、日本のスナックのレベルの高さを思い知らされる。
「ロシア東欧旅行13日目(2018/7/26)」への1件のフィードバック