中南米旅行 2017/7/30

〜旅程〜
成田
ロサンゼルス
マイアミ
グアヤキル←現在地
サン・クリストバル島(ガラパゴス)
ガラパゴス・レジェンド・クルーズ
サンタ・クルス島(ガラパゴス)
キト
メキシコシティ
ハバナ
ロサンゼルス
成田

7/30
朝になってから外を眺めたらそんなに怖くなかった。

下にプールが見える。家族連れがたくさん遊んでいる。

朝食のブッフェはかなりハイレベル!

盛り付けが下手であんまり美味しそうにみえないけど、美味しいから!
コーンのパンケーキとかもちもちパンとかエビチャーハンとかバナナ焼きとかグアバジャムとか。エクアドルの郷土料理がここだけで制覇できて嬉しい。食べ物のセンスはアジアっぽい気がした。マヤ人は日本人と似た遺伝子なんだってね。スペイン人に侵略されたせいでマヤ人の遺伝子はあまり残っていないみたいだけど。

エクアドルは物価がけっこう高い。このホテルは1泊15000円くらいするけど、客は外国人ではなく中上流っぽいエクアドル人家族がメイン。モールにはsonyの大型店とかあるし、生活レベルも高そう。なんで治安悪いんだろう。格差社会なのかな。

スタッフがお茶を注ぎに来てくれなくて、やや無視されているような気がした。ここ数年、海外旅行をしていると中国人だと思われることが多い。そして中国人はほぼ例外なく嫌われているので居心地が悪く感じることもある。日本人だと分かると突然フレンドリーにされる事もある。うーむ。たしかに中国人というか中国の企業や政府は最悪だったりするので、そういう態度をとってしまう人の気持ちも分かるんだけどね。でも個人を大きなフレームでくくって単純化するのは思考の退化であり知性の否定であり暴力なのでダメだよ。私はあらゆる「単純化」と戦いたい。

室内の様子。こぎれいでベッドも寝心地良い。

1日おきに飛行機移動していて疲れているので、本日はなにもしないつもり。モール・デル・ソルという大型モールがホテルと歩道橋でつながっているので、そこなら安全だろうと思い買い物だけしに行くことにする。

なんとなくセブ島のモールに雰囲気が似ている。物価は高い。アメリカとほとんど変わらない。スーパーもフードコートも映画館もあるので、ここで全て済むよ。お土産も買える。
モールに入る際は荷物検査もあるし、警備員がたくさんいるし、買い物客は中流以上の人々なので、ここは安全そう。ガラパゴスに行くための経由地としてグアヤキルに滞在するならモールにも直結のシェラトン・エアポートは超おすすめ!

エクアドルの有名な高級チョコブランド「レパブリカ・デル・カカオ」のチョコも売っていた。パカリも有名ブランド。1枚7ドル程度。高いけど美味しい!ワイルドなカカオ風味。板チョコは溶けるからお土産にするの面倒だけどココアなら手軽だよ。

それはともかくATMでキャッシングができなくて困っている。カード4枚あるのになぜか全部使えない。アメリカの空港でもホテルの ATMでも使えなかった。買い物は出来る。こんな事態が起きる事も想定しておかないといけないんだね…。

夜になって日本が朝になった頃合いにカード会社に電話で問い合わせてみた。カード会社サイドには問題はないらしくカード自体の磁気などの支障かもしれない、と告げられる。ある友人は、海外のへんなATMを使ったあと、磁気がイカれてしまった経験があるという…。ど、どうしよう…。このままわずかな所持金で旅行を続けるのは不可能だと思う…。現金しか使えない局面がけっこうあるもん。帰国する羽目になるんだろうか…。

そうそう。日本への国際電話を想定してあらかじめNTT050plusという有料アプリ電話に加入しておいたよ。海外からwifi経由で日本に電話できるアプリって意外と少なくて、一番信用できそうなNTT050plusにしたんだけど、結果的に大正解だった!何回か日本の固定電話に電話しなくてはいけない局面があったからな。通信状態は超クリアではないものの、ちゃんと要件を話し合える通話クオリティだった。月300円程度の課金なので安心料と思って加入しておくといいよ。

必死でネットを検索して同じような境遇の人の事例をさがしたところ、Western Unionの送金サービスを利用して日本の家族にお金を送ってもらう手があると分かった。そこですぐにトーキョーでネコの世話係として留守番している家人に電話して助けを請う。家人はびっくりして、その足で汐留のWestern Unionの代理店に赴き、15万円ほど送金手続きしてくれた。明日はガラパゴスに移動してしまうので、ガラパゴスでお金を受領できるかどうかも現地まで電話してもらい確認してもらった。ああ、こういう時に日本で動いてくれるスタッフがいると本当に助かる!送金してもらったら、送金番号などを教えてもらう必要があるのだけど、どうせなら書類を全部写真などで送ってもらった方がいいと思うよ。言葉が不自由な場合、受領する支店で送金者が書いた書類をそのまま見せれば間違いないから。

調べたらモール・デル・ソルの中にもWestern Unionの代理店があった。もう少し早く分かっていればモールでお金を受け取ることもできたっぽい。Western Unionって出稼ぎしている途上国の田舎の人々が利用することも多いみたいで、かなり僻地でも代理店があるんだよ。バックパッカーもけっこう利用しているそう。

最近海外にいてもネットでつながっていられるし、色々便利なサービスが増えて気楽に旅できるので、やや油断していたかもしれん。もしキャッシング出来なくて日本に動いてくれる近親者もいなかったら本当に立往生だよ。
今後は現金をちゃんと持って行くようにしようっと。それはそれで盗まれたら悲惨だが…。

ガラパゴスでちゃんとお金を受け取れるのか不安は残るものの、気疲れして爆睡す。

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