シアトル・アラスカ旅行14日目(2019/1/7)

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今日は姉と一緒にダウンタウンの思い出のお店めぐり。
まず日本の食品が買えるスーパーUwajimaya。


昔は鳥居デザインのもっとオリエンタリズムな店舗だった。
どうやら儲かっているらしく、店舗拡大してレジデンス付きのUwajimaya村的なものになっていた。広場を囲む建物全てがUwajimaya村。


日本のものだけでなく、アジア全体のものを扱うようになった模様。


お惣菜は海外のまあまあな和食レストランで出てきそうなキッチュ感あり。着色料使わないで欲しい。スシはホールフーズにも売っているから、そちらで買った方が美味しいかも。


スアマなんて、日本に住んでいる日本人も食べないよ。なんでこんなマニアックな品揃えなのかな。


紀伊國屋で日本文化も買える。
昔は全体的にもっと高かった気がする。日本の学習雑誌なども売ってたんだけど、一冊千円以上したはず。今はそんなに日本と変わらない値段で色々買える。

次はYe olde curiosity shopへ。
ここは観光資源の乏しいシアトルで一番訪問すべき場所です!超素晴らしいよ!


もっと重厚な建物だったのに、ウォーターフロント再開発で新しくなってしまった。

子供の頃もココが大好きで、しょっちゅう連れて行ってもらってた。簡単に言うとアメリカ版驚異の部屋。一見観光客向けのキッチュな悪趣味ショップみたいだけど、実は歴史のあるすごい店なんだよ。
20世紀初頭に、世界各地の珍品を探索して博物館や好事家に売るビジネスとして設立。インディアンの部族工芸品の交易所も兼ねていて、この店のせいでインディアンの文化ミックスが起こり、特有の様式が損なわれたりもしたとか。それくらい影響力があったということ。

これは解剖学のための本物の頭部を使った教材。


タランチュラ文鎮。


鹿ウサギの剥製。


こちらは鳩ウサギ。


ビッグフットはワシントンの名物。


この立体カード超可愛くない?


20世紀初頭、ルーマニアに旅行する人のために作られたバンパイヤ対策セット。


アメリカのお弁当箱。かなり欲しくなったけど、使い途がなさそうだから我慢した。

ミイラは本物。


干し首も本物。


アーケードに置かれていた「笑い人形」。


サソリ飴


人魚の親子のミイラ。


私が買ったモノ。トランプが喋るペン、スカルのショットグラス、ステッカー、ネコの立体カード。

この店は本当に一見の価値があるので、シアトルに来たら必ず!

次に徒歩でパイクプレイスに向かう。


壁面にかみ終えたガムが貼り付けられているパイクプレイスの珍スポット。
こんなばっちい状態を放置した上で「オサレ観光スポット」にしてしまうテキトーさノーテンキさを日本人も見習うべきだと思う。

パイクプレイス・チャウダーというお店のチャウダーがシアトル1だという評判なので確かめてみた。

Market chowder。小さいパンも付いてきて、小腹が空いた時に適量。
たしかにとても美味しかった。日本的な「素材本来の旨みが感じられる繊細さ」とかはなく、クリーミーでサービス精神のある味。子供がすごく好きそうな味。
平日の昼だとそんなに混んでいない。土日はこのチャウダー屋も1時間待ちとか普通だって。

スタバ1号店も並ばずに入れた。


大人気の限定グッズも確認。しかし、私はそんなにスタバ好きじゃないので買わない。


Pike place market の建築カッコいい。20世紀初頭のモダン建築大好き。
こういう様式、日本でもちょっと前から増えているけど何かが違う。たぶん大きさだと思う。日本は土地が狭いから50〜70%くらい縮みがち。日本はなんでも縮めるから東武ワールドスクエア化するよね。でもマネしたくなる気持ち分かる。


疲れたので、ダウンタウンのスタバで休憩しながら会社員たちの帰宅ラッシュを見物。
スーツ姿の人は皆無で、みんなパーカー+リュック+犬!オフィスから大型犬連れた人がわらわら出てくるの。ヒューマンも犬も仕事終わりが嬉しいみたいで、足どり軽く家路についている。

な、なんという豊かな生活!犬連れで会社行って5時には帰宅、しかも彼らの多くは高収入エリートのはず。自家用車に乗らないのも「所有」という呪縛から解放されている感じでオサレ…。昔はアメリカ人のホワイトカラーはみんな自家用車で通勤してたよ。バスに乗るのは貧困層だけ。でも、今は完全にステイタスが変化したんだね。リュックで犬連れで徒歩通勤が一番意識高い層なのかも。
<追記・シアトルの友達(夫はアマゾン勤務)に確認したところ、ダウンタウンはパーキングが少ないから、みんな徒歩やチャリやバスでパーキングまで移動しているらしい。ダウンタウンに高級コンドミニアムがあるから、そういう場所から徒歩で通っている人もいると思うけど>

シアトルの「勝ち組」層は、本当に幸せそう。だけど、一方でホームレスもけっこう多いんだよ。成功した人は日本よりアメリカに住んでいる方が幸せだけど、そうでもない人は日本にいた方がマシだと思う。

あと、日本はいろんな面でレベルが高くて素晴らしいけど、いつまで経ってもある種の「日常生活の貧しさ」から脱却できないのだなあ、と感じる。そういう貧しさとか不自由さゆえに、創造性の高いクリエイターが多いのかもしれないけど。


Uwajimayaで買ったおにぎりとインスタントお味噌汁美味しかった。こういうご飯食べると和む。

次の日に続く

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