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10/30
朝起きたらものもらいの予感。
バンコク市内ならその辺の薬局で抗菌目薬買えると思うけど、サメット島は僻地なので勝手がよく分からない。それで試しにアメックスのカスタマーセンターに電話してみた。そしたらサメット島の病院を手配してくれた。サメット島は観光客が多いから、ちゃんと英語の通じる提携病院があるという。
フロントでタクシーを呼んでもらい、病院まで往復運送してもらう。小さい島なので、ゆっくりした運転でも15分くらいで着く。ピックアップトラックタイプのタクシーなので、助手席に座りベルトを締めようとしたら、運ちゃんが笑いながら「ベルトなんて要らないよ。スピード遅いから」とおっしゃる。本当かな、と思いつつ走り出してみたら、確かに時速30キロ以下の安全運転。
素朴な街並みをゆっくり走るのがアトラクションっぽくて、とても良かった。
病院で「アメックス経由で予約した」と言ったら「インシュランスカードを見せて」と言われて、やや面倒だった。結局、アメックスのカードとパスポートと簡単な身分証明的な書類の記入で済んだけど。念のためにインシュランスカードを旅行前にカード会社に発行してもらうべきだと学んだ。それがあれば話が早い。
先生はわかりやすいゆっくりした英語で話してくれて、安心感があった。
薬をたくさん出してくれた。飲み薬と塗り薬と目薬。もちろんすべて無料。けっこう強い薬っぽくて、今まで抗生物質で副作用が出たことなかったんだけど、歯茎から血が出たよ。
なお、タクシーの代金もアメックスに請求すれば返してもらえるらしいけれど、面倒なので、そこは自腹。
病院の前でダラけている犬たち。
アメックスのカスタマーセンター便利だねー。実は電話している途中で通話が切れるトラブルがあった。かけ直そうとしたんだけど、SIMカードのトラブルかデータ使い尽くしたかで、電話かけられなかったんだよ。客室の電話機もなぜか通じず。そうしたら、私の電話は現地SIMカードの番号だけど、ちゃんと着信記録が残るらしく、数分後に先方から私のスマホに電話をかけてきてくれたよ。すごい助かった!
カード会社の保険使ったの初めてだけど、これはもっと気楽にガンガン使うべきだね!
アメックスは会費高いけど、全般にカスタマーサービスがハイレベルな印象。延滞した際のお知らせ電話も他社よりずっと感じがいい。三菱ufjニコスのJALカードも使っているけど、延滞お知らせ電話が異常に感じ悪いので、解約を検討している。延滞しなければいい話なのだが。うっかりお金移すの忘れることってあるじゃん。
サメット島に滞在するなら、Le Vimarnが一番快適だと思うけど、島の反対側の庶民的な街並みもなかなか風情があった。
波が高そうだったけどね。それにごちゃごちゃしていて、Vimarnみたく秘境感はないと思う。ただし食べ物は街の方が絶対美味しいはず。
昼にホテルをチェックアウト。
たった2泊でリゾートを去る。ケガのせいで1回も泳ぐこともなく。
ほんと海きれい。プールみたい。
こういうリゾートにおひとり様で来てる人って珍しいと思うけど、みんな無関心だし、夜ご飯はルームサービスで食べれば気楽だし、意外と良いものでした。もしバトラーサービス付きの高級ホテルであれば、バトラーをはべらせて話し相手などもさせて、さらに優雅なリゾート時間が過ごせるかもね。おひとり様リゾートの旅オススメ。
帰りもハイヤーを予約しておいたのだけれど、待合所でドライバーとなかなか出会えなくてハラハラした。
みんなピックアップされて、私のスーツケースだけ残っている様子。
どうやらお互いに相手を見落としていたようなんだけど、まあそういうトラブルはアジアあるあるだよね。
運転そのものは静謐で良かった。スピードを出す運転手が大嫌いなので、安定走行してくれる点が良かった。しかもチップを含めて代金支払ったら「多すぎます」と言って返そうとしたよ。そしてなぜか「セルフィー撮ろうぜ」と言われ有無を言わさずツーショット写真を撮られたよ。彼のフェイスブックに私のアホヅラが掲載されてしまうのだろうか。
バンコクの宿はChatrium riverside hotel。
高級サービスレジデンスと合体したホテル。部屋が広くてキッチン付き。しかし肝心の洗濯機がない。
リゾート感のあるプールも!
あと1階にスタバとかスーパー的なものがあるのも高得点。値段も1泊4000バーツくらいだし、コスパ良い。
夜はバンコクナイツ・ツアーへ。バンコク駐在の友人にDEEP案内してもらった。運転手付き車で優雅に!
まず有名なナナプラザを回遊してゴーゴーバーに入店。
普通に裸でガールたちが踊っていて、裸がありがたくない感じ。時々ガールが私に秋波送ってくる事があり、かわいい…。
日本で普通に暮らしていたら女が女から誘惑的微笑みとかされる機会ってないじゃないですか。悪くないもんだね!男性が邪な女性に騙される気持ちが理解できてしまった。ただしその麻薬はやはり刹那的なもので、それ故に香りたつのだと思う。男性はしばしばそういう刹那を永遠と勘違いして結婚とかまでしちゃうからスゴイと思う。
ガールもキレイでなかなか興味深いけど、私はなんといってもゴーゴーボーイのショーが観てみたかったので、ショーのクオリティが高く美形が多いと評判のJupiter 2018 に移動。
入り口でドリンク代約400バーツを払えば好きなだけ座っていられるシステム。危険は全くない。他のゴーゴーボーイに比べると、女性だけでも入りやすいと思う。1人で来ても、そんなに居心地悪くないはず。
ボーイが売れ残った回転寿司のように延々と舞台の上を流れている状態を30分ほど見せられた後、ショーが始まった。基本ゲイ向けの店ですからね。男同士がからむようなダンスショーですよ。店によってショーの傾向は違うらしく、Jupiterはわりと上品。股間露出も一瞬だけだった。
ボーイがすごいアピールしてくる、という噂も聞いていたのだけど、この店のボーイはプライドが高いのか、あんまりそういうギラギラ感はない。女性同士のグループとかで行くとまた違うのかも。
客層はゲイのグループがほとんどだけど、一番いい場所に陣取って店のナンバー1と思しきボーイら数名を侍らせてウハウハしている日本人らしき女性マダムグループがいた。日本の女性でタイのゴーゴーボーイを買う人って多いみたいだよ。
詳細を知りたい方は、この本を読むべし。
これも。
日本人の35歳以上の女性なら、多かれ少なかれ共感できると思う。
念願のゴーゴーボーイは、かなり面白かった!面白かったんだけど、なんか色々考えさせられたな。だって農村の無垢な子供みたいなワカモノが身売りしてたりするんですよ。本人が売春大好きで、そこにプライド持ってやっているなら全然いいと思うけどね。
「たまのばしマッサージ」と書いてあったから「あれは風俗なのか?」と友人に問いただしたところ、「あれは王室由来の伝統マッサージだ」と教えてくれた。でも、タイのマッサージ店は、だいたいどこでも性的サービスはオプションであるらしい。高級ホテルのスパで行われている事もあるそう。
日本人御用達のタニヤ通り。路上に大量のガールがあふれかえっている。量が多すぎてなんだかよく分からない。無責任に遊べる人にとってはパラダイスだろうなー。
それにしても歓楽街歩いていると、性別がめちゃくちゃで気が狂いそうになる。
マネキンみたいなレディボーイがうじゃうじゃいて、天然の女がどれなのかよく分からない。そもそも売りに出ている男性や女性や中性たちが供給過剰。たくさんいすぎて選べないよ。Karmakametの香水売り場のようだ。
タイ人すごいなー。昼間の観光だけではタイ人の正体は分からないかも。なんか知恵熱が出そう。
「タイ・香港旅行7日目(2018/10/30)」への1件のフィードバック