台北で一番並ぶ朝食店「阜杭豆漿」に行ってみた。ダンディホテル天津からお散歩がてら徒歩で行けた。
しまむらのビルの隣。
比較的空いていると言われる11時頃に行ったのに、ビルの外まで行列!
でも、この程度(ビルの角を曲がる手前までの列)なら20分程度で順番が来る、とブログなどに書いてあったので、試しに並んでみたところ、実際そのくらいの待ち時間だった。
ビルの2階のフードコートの一角に阜杭豆漿のカウンターがある。同じフロアには他にもご飯屋さんがあるのに、阜杭豆漿の一人勝ち状態。他店との人間関係はどうなっているんだろう…。これほど繁盛するなら、もっとたくさんの客をさばける独立店舗構えればいいのに。
厨房が丸見えで、調理人がロボット的に同じ動作を繰り返している様子を鑑賞できる構造。
パンは自家製で、釜の内側に貼り付けて焼いている。ナンみたいだね。
すごい勢いで店員さんが注文をさばく。注文カウンターの手前に写真入り多言語メニューがあるから、もたもたしないようにあらかじめ注文を決めておくべし。
卵焼きはさみパンと豆乳と豆漿(豆乳に揚げパンとお酢とネギが入ったもの)とネギパイを頼んで家人とシェアした。全部で700円程度。安いし美味しかった。昼頃行けば比較的空いているけど、売り切れてしまうモノもあるので悩ましい。台湾式おにぎり食べられなかったもん。
家人が映画館巡りをしたいと言うのでメトロに乗って西門站へ。
隣の「壊男 愛世界」という店がむしろ気になる。後で調べたらゲイ向けボンデージショップ的な。
喉が渇いたので、定番のタピオカミルクティー@50嵐。
この辺りは古い帝都建築がけっこう残っている。
メトロで中山站へ戻り、駅前の三越に入っている鼎泰豊で遅いランチ。
三越に入っていて手軽だし、スタッフは日本語を話してくれて親切だし、日本にはないメニューもあって美味しい。たいてい並んでいるけど、整理番号が発行されるので待ち時間にデパ地下で買い物などもできる。
アンコ入りチマキ。
肉まんは汁だく系。私は汁なしフワフワ系の方が好き。
いったんホテルに戻り、夜の重要なイベントに備えてしばし休息。今夜は与座重理久その正体はウルトラセブンXと台北で再会するのだ!
重理久氏とは「インターミッション(2012)」に出演して頂いたご縁。私は邪魔になるからあまり撮影現場に行ってなかったんだけど、Xが登場する際にはソワソワと楽屋に侵入してDVDにサインをしてもらったんだよ。
現在は台北に活動の拠点を移し、トレンディドラマなどにも出演されるスターになっていて、中国語もペラペラですごい。中国でのお仕事もあるみたいなんだけど、彼の国において「ウルトラマン」はキラーワードで、重理久氏がウルトラマンだとバレた途端に周囲の目の色が変わる事もあるとか。
夜、指定された住所にUberで乗りつけたら、レストランの入り口にすごい美形の青年(重理久氏)が立っていて、まあ目立つこと!
オススメ料理をたくさん頂きましたよ。
地元民しか来ないような店で、超美味しかった!店名は「あまり知られたくない」とのことなので非公開ですが…。
「ウルトラセブンX(2007)」は本当に素晴らしいので、必見ですよ!
大人向けに制作されたダーク&クールな世界観で、魂はウルトラセブン。黒いコートに身を包んだロン毛の美青年(重理久氏)がセブンに変身するの。制服姿の短髪の熱血青年じゃないの。
観たくなるでしょ?
そうそう、重理久氏は今もロン毛美青年だけど、立ち居振る舞いもカッコ良すぎた。雨が降ってる中、自分は濡れながら傘をさし出してタクシーのドアに乗り込むまでエスコートしてくれるのだー!いや、普通の人がそこまでやったら、ちょっと恐縮してしまって困るよね。でも重理久氏はそういう少女マンガ的振る舞いがサマになってしまうので、楽しく享受してしまうというか…。役者ってすごいなー。
台湾料理屋さんの後は、重理久氏の隠れ家でテイクアウトしたお汁粉も頂いた。
旅先で、その土地に住んでいる友人と会うのってすごく良いよね。その土地への理解が深まるし旅行者だけでは体験できないことも出来るし、ワクワクする。
12時頃までおしゃべりして、ホテルまで徒歩で帰った。中山地区は銀座みたいなもんだし、治安が良いので、遅い時間でも歩いて帰れる。ただし、女性の一人歩きとかはやっぱりやめておいたほうが良いと思うよ。日本でも実際問題けっこう危険だからね。
昨夜ネコを見かけたカフェに今夜もネコがいる。昨夜とは違うトラネコ。
すごく痩せている。ご飯もらってるわけじゃないのかな。
台湾人もけっこうなネコ好きだよね。