2020年ケニア・ルワンダ旅 14日目(2020/3/1)

旅程
2/17 成田〜チューリッヒ
2/18
2/19チューリッヒ〜ナイロビ
2/20
2/21
2/22
2/23
2/24ナイロビ〜アンボセリ移動
2/25
2/26アンボセリ〜ナイロビ移動
2/27ナイロビ〜ナイバシャ湖移動
2/28
2/29ナイバシャ湖〜マサイマラ移動
3/1
3/2
3/3マサイマラ〜ナイロビ移動
3/4ナイロビ〜キガリ〜ヴォルケーノ国立公園移動
3/5
3/6ヴォルケーノ国立公園〜キガリ移動
3/7キガリ〜ブリュッセル移動
3/8
3/9ブリュッセル〜チューリッヒ移動
3/10
3/11チューリッヒ〜成田移動

ゲームドライブは早朝と午後の2回行われる。

朝は6時に出発するので、5時30分頃起きなくてはいけない。私はとても朝に弱いのだけど、サファリの時は嬉しいのでちゃんと起きられる。日焼け止めだけ塗ってノーメイク。帽子かぶって口元に防塵用のスカーフまくので顔は見えない。早朝は寒いので暑い時期でも長袖ジャケットは必須。歩く予定がなければ、トレッキングシューズではなく、サンダルがおすすめ。

こういうサンダルと靴下が良い。座席の上に立ったりするから着脱しやすい方が便利なのだ。

ビルケンシュトックのEVAアリゾナが超おすすめ!トーキョーでも普通に履いている。意外とゴツさがなくてかわいいよ。プールとかジャグジーとかで遊ぶ際にもビーサン感覚で使える。ロッジ内を移動する際や街中でも普通に履ける。ビーサンよりも防御力高いので多少のぬかるみなら大丈夫!

朝食はドライブ後に頂く。ドライブの前にはお茶とクッキーみたいなものだけ用意されている。

まだ暗いうちに出発するのワクワクする!

たぶんリビアヤマネコ。イエネコの原種。ライトが直撃しているのに逃げない。さすがイエネコのDNA。

モーニングサファリがすごく好き。夕陽より朝陽の方が美しい。

私はやったことないけど、バルーンサファリも人気。

この飛行機は着陸時に損傷して、そのまま放置されているらしい。廃棄されているわけではなく、修理の部品などが届くのを待っている。

ライオネス!しかも子連れ!ライオネスは超かっこいいよ。残虐さと慈愛のアンビバレントが素晴らしい。目つきはオスライオンより怖いけど、子供をすごく可愛がるの。

左のライオネスは授乳している。右のライオネスは「何見とんじゃ。殺すぞ」と言っている。

別の日。子供がいなくなったらしく樹に登って探している。すごく心配そう。

頭にカメをのせているカバ。このカバはひとりぼっちで小さな池に住んでいるのでカメと友達になったのかも。なぜひとりぼっちかというと、オス同士の戦いに負けて追放されたから。普通は一族で暮らしている。

インパラやトムソンガゼルはハーレムを作る。上の写真はスーパーイケメソが50頭の妻にかしづかれている様子。

上の写真はドライバのシャドラック曰くMakegumi group all males。ハーレムを持てるイケメソは自信満々。だけどMakegumiも気楽で楽しそう。たぶんほぼ全員Makegumiでイケメソが特殊な存在だからいいんだと思う。

キリンの兄弟。同じ場所で同じポーズ。

3時間くらいのドライブでホテルに戻る。トイレ問題が気になる人は多いと思うけど、公園のゲートには必ずトイレがある。なので、実際は2時間くらいの我慢で済むはず。とはいえ心配ですよね。間に合わないと思った時は木陰でもできる。私はドライブ前にあまり水分とらないようにしている。朝はカップ半分くらいのミルクティーしか飲まない。ドライブ中は水を持っているけど、それもあんまり飲まない。その分、ホテルに戻ってからたくさん飲むようにしている。

ホテルに戻って朝ごはん。

美味しい。初日は全部頂いたけど、私は少食なので翌日からは果物と卵だけにしてもらった。食事は好きなように調整できるので大食いでも少食でも安心。

朝食後、ムパタの近所の教会の日曜学校を見学してみた。トタンで出来た素朴な教会。

目力強い。マサイの子供たちって昔は車が通ると必ず手をふってくれたけど、最近スレてきてそれほど観光客に興味をもたないw でも発するエネルギとか好奇心は日本人の子供とは全然違うので面白い。

ジーパンに革ジャン姿の神父さんが「寝るのが好きな子は誰だ?寝てばかりいたら将来ゆっくり寝ていられないような苦境に立たされるぞ」とか「サボるのが好きな子は誰だ?サボっていると将来全然サボれないような苦境に立たされるぞ」とか耳の痛い話をされる。ツッコミどころはあるものの、シンプルに子供たちを「よき道」へ導くお話は、とても良いと思った。あと「教会音楽」最高。

レトロなキーボードやスピーカーの音がとてもカッコいい。他の教会ではギターやドラムセットもあるらしい。聖歌はマサイ伝統の歌とミックスされている。

午後のサファリ。

マサイの牛が放牧されている。

マングーズの家族。初めて見たかも。

子供のゼブラは色が薄い。

ジャッカル。

雨がふったせいであちこちにぬかるみが出来ている。しばしばスタックする。ランドクルーザが全力出すとだいたい脱出できるのだが、今回は出られなかった。

近くにいたジープが集まってきて、脱出を手伝ってくれる。チェーンで車を繋いでひっぱってもらうのだ。2台がかり引っ張ってもらいようやく脱出!

サファリ愛好家たちはこういうトラブルを楽しみがち。みんな車を降りて自撮りしたりしている。

超レアなサイもいた。双眼鏡じゃないと見えない距離だったけど、SONYのRX-100m7のおかげでこれくらいきれいに撮れた!ほんとサファリにおすすめ。

久しぶりにムパタに来て衝撃的だったのは電気が通っていた事。ムパタは丘の上にあるので平原が一望できるんだけど、なんと夜景スポット化していた!

この平原はもともと何一つ人工物が見えない古代景観だったんだよ。

旅行者らしいエゴだとは思うんだけど、私はマサイマラの古代感がすごく好きだったので、けっこうショック。人類が近代化したのってせいぜい200年くらい前じゃん。その前の猿人原人時代は数百万年あるわけ。だから、マサイマラに来るととんでもなく永い間帰れなかった故郷に戻ったような不思議な安心感と寂しさと懐かしさがあったんだよ。

今もマサイマラは超素晴らしい場所だけどね。やや「巨大サファリパーク」感が生じてきているので心配。ナイロビ国立公園の高架線路にせよサバンナの電線と鉄塔にせよ、地下に埋めるとかできなかったのかな。あと近代化したい人間はなるべく都市部のマンションなどに集めて、農地も厳格に決めて、自然エリアとはっきり区別したら良いのに。サバンナは人類の宝なので、なんとかして守りたいものだ。

夜、アメリカ大使館発表のケニアテロ情報を読んで戦慄。「ナイロビの有名ホテルを爆破する」犯行計画が見つかったそう。あさってナイロビのクラウンホテルに泊まるので心配だ…。しかしどうしようもないよなあ。ホテル襲撃などのテロを避けるには、安いホテルに泊まるのが良いと思う。原住民と貧乏旅行者が泊まるような安宿がテロリストに狙われることは絶対ない。やはり外資系のホテルとか高級ホテルだよね。

ゴルゴ13オススメ「たびレジ」に登録したおかげで、アメリカ大使館発表のナイロビのテロ予告情報や各国コロナ対応などについて素早く正確な情報を得られている。これ旅行に行く時は必ず登録したほうがいいですよ。特に暴動やテロの起きる可能性のあるカオス国に行く際は。旅行前に滞在予定地を登録すると、自分が今いる場所や関係する場所の危険注意情報がメールで送られてくる。普通のニュースでは報道されていない情報ばかりですごく参考になった。

あと今回サファリで便利だったものはLumenaのランタン兼バッテリー(10000mah)。

サバンナのロッジは夜間電気が消えるところもあるので、ランタンとバッテリーはあると安心。昼間外出する際にLumenaを部屋で充電しておき、夜間や移動中はLumenaからスマホなどに充電したよ。Lumenaは部屋に置いておいても盗まれる可能性が低いのでそういう事が出来る。

次の日へ続く

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