2015 ヨーロッパ周遊旅行(2015/8/12)

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24日間に及ぶ欧州周遊旅行も本日でおしまい。
我ながら、よく子連れでこんなに盛りだくさんな旅ができるなあ、と感心する。

昨夜から泊まっているエデン・ホテル・ヴォルフは、朝食もそこそこ品揃え良く、全体的にコスパの良い優良ホテルであった。ただし、アラブ系の客がたくさん泊まっているとやや騒々しい。

今朝、ホテルで謎の激しいノックに起こされるという事件があり、怖いのでフロントに問い合わせて確認してもらった。そうしたら、正体はアラブから来ている大家族の子供たちで、ホテル中でサッカーをしたりノックをしたりしていたらしい。スタッフさんも「アラブ系の客はいつもそうなんですよ」と言っており、ややうんざりしている感じだった。

アラブの子供がヤバいのはたぶん伝統。タンタンでもアラブの王族の子供がすごい乱暴者でみんなを困らせる、というエピソードがあったもん。

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2015 ヨーロッパ周遊旅行(2015/8/11)

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シティナイトトレインの車窓 5:00am

ドイツのイナカって童話みたいで美しいなあ。 続きを読む 2015 ヨーロッパ周遊旅行(2015/8/11)

2015 ヨーロッパ周遊旅行(2015/8/10)

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カーテンが閉まらないので何かと思ったら鎧戸方式だった。

断熱性も防犯性も高くて合理的だしオシャレ。こういう文化ってなんで日本の住宅には取り入れられないんだろうな。 続きを読む 2015 ヨーロッパ周遊旅行(2015/8/10)

2015 ヨーロッパ周遊旅行(2015/8/9)

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ベニスに戻ってきた。

MSCの船旅には、いろいろうんざりしていたので、下船できてうれしい…。

エーゲ海とか地中海クルーズは、絶対にハイシーズンに行かない方がいいですよ。春とか秋に良い船で行けばわりと楽しいかもしれない。

下船後もピープルムーバーの駅まで歩き、モノレールに乗ってローマ広場へ。
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2015 ヨーロッパ周遊旅行(2015/8/8)

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早朝、モンテネグロのコトル港に入るために幅300メートルの海峡を進んでいくところ。

これを見物するために早起きした。


鋭い断崖の麓にヨーロピアンな家が建っているんだけど、なんとなくアジアっぽい雰囲気があって面白い。 続きを読む 2015 ヨーロッパ周遊旅行(2015/8/8)

「モーリス・4K」に惑う

「モーリス(1988)4K」を観てきた。

もう素晴らしすぎてね…。何から語ればいいのか分からん。青年たちも衣装もイギリスの古い屋敷も雨も霧も、何もかも美しすぎ。新宿の角川シネマなので、劇場を出た途端モーリスの世界とは真逆の醜悪な景観の中に放り出されるわけですよ。やり場のない怒りがこみ上げますよ。

「モーリス」は中学生の頃に初めて観て、5、6年前にまた観て、今回初めてスクリーンで鑑賞したのだが、毎回印象が変わる。ティーンの頃はBL&イギリス貴族という黄金設定にひたすら萌えるのだけど、結局ラストシーンの意味とかよく分からないんだよ。5、6年前に観た時は、モーリスの生き様が普遍的な「魂の解放」を意味することが理解できたので、以前とは全く違う感動に包まれた。そして今回は大きいスクリーンで鑑賞できたこともあり、衣装や美術の素晴らしさに圧倒されると同時に、この映画はLGBTの権利が当然のものとされるようになった現代においては、まっとうな普通の話である、ということに気がついた。

原作者のフォースターは20世紀初頭に「モーリス」を著したのだが、当時のイギリスで同性愛は重大犯罪であったので、作品が出版されたのはなんとフォースターの死後1970年代になってからなのだ。

1988年に映画化された際も、今ほどLGBTは「普通のこと」とは見なされていなかったから、ジェームス・アイボリー翁の執着心は相当なものだったのではないかと思う。そういう消化されない想念が画面の中で雲母のようにキラキラ光っている。もし今同じスタッフで同じ作品を撮っても、こんな重力を持った映画にはならなかったのではないだろうか。当時ほど抑圧がないから。

実際、青年たちがキラキラ綺麗に撮られすぎ。衣装がまたカッコいいしね。ケンブリッジで船あそびする時のパナマ帽とニットとか、正装のタキシードとか、ギリシャ旅行の際のベージュのリネンのスーツとか、ほんと素敵なの。それにひきかえ女性たちのモジャモジャヘアーとズルズルしたドレス姿の野暮ったいこと。ああ、きっとジェームス・アイボリー翁には、女性はこんな風に見えているんだなあ、と思ったよ。

ラストシーンがまた最高なんだよね〜。あの無慈悲な短いエンディング。短いといえば、テンポが早い早い。最低限のセリフと動作でどんどん話が進みますよ。

とにかく本当に素晴らしいので、好きな人は必ず劇場で観た方がいいよ!

上映が終わった後、この小さい劇場でそわそわと一緒に観劇した女性たちと「名曲喫茶ランブル」にでも移動して、モーリス話をしたらめちゃくちゃ盛り上がって心の友になれるかも、と妄想した。それくらい、モーリスという作品があの頃の少女たちに与えたインパクトはフェイタルだったんですよ。

2015 ヨーロッパ周遊旅行(2015/8/7)

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本日はコルフ島に寄港。

ヨーロピアン憧れのリゾート地らしいですよ。それを聞いてなんとなく嫌な予感がしたので、もう船に残ろうかと思ったんだけど、いちおう何も期待せずに街に出てみた。

いつものように空調が壊れたギリシャ品質のバスで渋滞の道をちんたら進み、熱中症寸前で市街地に到着。

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2015 ヨーロッパ周遊旅行(2015/8/6)

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本日はアテネに寄港。

酷暑の中ぞろぞろ連れ回されるのはイヤなので、ツアーには参加せずに、ホップオンバスのチケットだけ船内で買った。

ターミナルには犬がたくさん。みんな暑さでぐったりしている。公共施設内に犬が徘徊しているのって、カオス国かどうかの基準な気がする。 続きを読む 2015 ヨーロッパ周遊旅行(2015/8/6)

2015 ヨーロッパ周遊旅行(2015/8/5)

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本日はずっと憧れていた場所の一つサントリーニ島に寄港。

船でアプローチしたおかげでサントリーニ島が猿の惑星みたいな場所だということが分かった!

白い街の写真ばかり出回っているから知らなかったけど、サントリーニ島群は、何もない火山岩なんだよ。そんなSFっぽい景観の中、局所的に白い家が崖にへばりついている感じ。しかも3000年以上前から街があったんだって。ムー的好奇心をそそられる場所です。ロマンを堪能するなら、泳げなくても観光客がいない季節に来るべきだと思う。 続きを読む 2015 ヨーロッパ周遊旅行(2015/8/5)

2015 ヨーロッパ周遊旅行(2015/8/4)

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本日はカタコロン(オリンピア)に寄港。

ツアーには参加せず、オリンピア遺跡まで連れて行ってくれるバスだけ予約した。

船を降りたら、地元のタクシー業者などもいたので、割高で時間の制約もあるクルーズ主催のバスより地元タクシーの方が良かったかも。ただ、海外のクルーズ船が難しいのは、現地に行くまで様子が分からない、という点なんだよね。港に全くタクシーなどいないケースもあるので。その点、日本国内だとタクシーがいないという事はないし、現地でレンタカーを手配しておくのも簡単なので、エクスカーションに参加する必要はない。


遺跡の入り口で入場チケットを買う必要があるのだが、クルーズ客が殺到しているので、ややカオスだった。そういう煩わしさはイヤだ、という方はツアーに参加すべきかもね。

ただし、ツアーの人々は灼熱の広い遺跡群の中を1時間くらいぞろぞろ歩かされていたよ。暑いし影少ないし人多いし土台しか残ってないので、何か思い入れがない限り、けっこう苦行だと思う。 続きを読む 2015 ヨーロッパ周遊旅行(2015/8/4)