ダイヤモンド・プリンセス 神戸・高知・長崎6日間(2日目)

6月11日。
高知港に寄港。

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レンタカー業者はいないけど、タクシーはたくさん待機している。
個人タクシーがいたので、交渉して16000円で夕方までチャーターさせてもらった。
個人だから価格交渉できたけど、タクシー会社所属だと20000円くらいの定額らしい。

まず向かったのは、10分くらいで着く桂浜。

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時間がなかったので砂浜まで行かなかったけど、松林が美しい海水浴場。
でもタクシーの運ちゃんによると、潮の流れが複雑で、溺死者が多いそうですよ。

そして高知のキラーコンテンツ坂本龍馬。

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でかい。

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近くに暇そうなアイスクリン屋さんがいた。
ショバ代とか巻き上げられているのかな。
つげ義春っぽい光景。

お遍路さんも時々見かける。

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警官がたくさんいるのでドキドキしていたら、警官ゆるキャラが歩いてきた。
クルーズ客に愛想振りまくために出動してるのか?

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そして、桂浜には「闘犬センター」があるぜよ。

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タクシーの運ちゃんによると「893さんの遊びなので、地元の人はあんまり見に行かない」そう。やっぱりそうなんだ!
育て方も容赦ないし、強い犬は「報復の対象」として殺されたりすることもあるらしいし、動物愛護的観点からはかなりグレーゾーンな文化らしい。シーシェパードみたいな連中に見つかったらドキュメンタリー映画にされてしまうのでは?

でも私は高知に行ったら必ず見たいと思っていたので、事前に試合の時間も調査済み。
いそいそと切符売り場に行ったら、そこには見た目にはっきりその筋とわかる若い衆どもが!!因縁つけるチンピラみたいな感じではなく、シロートさんとは関わらない風の雰囲気だったけど、そばにいるだけでもなんか恐ろしげなオーラが……。
すごいなあ。高知。

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試合の前に横綱が顔見世する。
こちらは32代横綱土佐司號。
あっち向いちゃってるけど、修羅の世界を経て解脱したような目をしていたぞ。

そして挑戦者が現れて、試合が始まる。

それぞれの犬に犬使いが付いていて、けしかけたり、危険な時にはストップしたりする。
試合中、犬使いは柵の上にくっついている小さな椅子に座って犬たちを見守る。

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闘犬には犬が深手を負わないための細かいルールがあって、致命傷を負うような攻撃は反則だし、降参して逃げた際も試合は終わるそう。思ったほど残酷ではない。
そして、何よりも犬たちのプロ感覚に驚かされたよ。
犬同士は首の皮の部分に噛み付いて、血が飛び散るようなかなり迫力のある闘いを見せてくれるんだけど、あんまり深い傷は負わせないように加減しているのが分かるのだ。
また、鳴き声をあげたら負けらしいので、うなったり吠えたりすることはなく、重厚な雰囲気。相撲を観戦しているような気分にもさせられる。

10分程度の試合の後は、資料館や子犬の飼育場を見学できる。
土佐犬の子犬たちは賢そうで可愛い。
本来、とても頭が良くて穏やかな犬種なんじゃないだろうか。

闘犬を堪能した後、タクシーに乗って、次は龍河洞に向かう。
桂浜からは車で40分くらい。

道中、有名な廃墟「シャトー三宝」も見えた。
時間があれば、近くまで行ってみたかったな。

龍河洞の周囲は、地方の観光地にありがちな「昭和の頃には賑やかなレジャースポットでした」感漂う参道になっていて、伝統工芸である刃物のお店がたくさん並んでいる。

私はビーサンで行ってしまったんだけど、実際に鍾乳洞に入るとかなりワイルドな地形で、ビーサンでは歩きにくかった。

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スニーカーがオススメです。
あと洞内は夏でも寒いです。はおりものがあるとベターです。

ここに来たかった理由はもちろん「八つ墓村(1977)」。

例の洞窟のロケ地です。

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龍のあぎと!

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鍾乳洞って狂ったように滑ることがあるけど、龍河洞はすごくメンテナンスされている感じで、滑りそうな場所にはマットが敷かれている。そして、マメにブラシで路面のヌメリを取っている模様。滑って怖い箇所はなかった。

「水曜スペシャル」風にヘッドライトだけで暗闇の鍾乳洞を探検できるツアーもあるらしいですよ。

鍾乳洞を出ると、駐車場に向かう途中で必ず「龍河洞珍鳥センター」を通過することになる。

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剥製かと思ったら生きている。
尾を極限的に長く伸ばすため、この箱に閉じ込めるのだそう。
尾長鶏ってかっこいいなあと思っていたけど、こんな風に製造されていたのか……。

動物愛護的にグレーゾーンな文化が多い高知県だな。

またタクシーに乗って、高知市内に戻る。
高知県民に高知市内で何を食べるべきか尋ねると、みんながみんな「明神丸の鰹のたたき」と言う。だから言われた通り「ひろめ市場の明神丸」に行ってみた。

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屋内なのに大丈夫なのか?と心配になるような巨大な火炎で鰹を炙ってくれる。

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生ニンニクとネギと柑橘醤油で食べる。
これは確かに必食。おいしいよ。
生ニンニクのスライスっていいね。肉系には何でも合いそう。
鯨の竜田揚げも美味しいよね。
給食でも食べてたよ。

高知、クジラを堂々と食べられる、という点においてもグレーゾーンか……。

最後にリンベルというパン屋さんで「永野旭堂」のレトロパンを買い求めて、船に戻った。

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見た目通りの向上心が感じられない味で嬉しい。
パケも可愛いし、高知土産に超おすすめ。

夕方、出航。

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船が寄港地を出る時、地元民がたくさん見送ってくれるのが楽しい。
高知港では、どうやら「お見送り同好会」みたいに組織化されてるっぽい。
巨大船が1隻入港すれば、そこから吐き出される数千人の人々が最低1万円くらい使ってくれるだろうから、けっこうな経済効果もあるだろうしね。
クルーズ船の寄港地って妙に地味だったりするけど、どうやって決めるんだろうな。

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