ダイヤモンド・プリンセス 神戸・高知・長崎6日間(5日目)

6月14日。
本日は終日航海日。

私は体力も気力もとぼしいため、船内で開催されるイベントにはほとんど参加していない。
実はプールすら入った事がない。
でもそれはとても勿体ないので、本日は頑張ってお絵描き教室に参加してみた。

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檸檬の絵を描いたんだけど、フォルムを一所懸命写していたら、ボンバーマンの爆弾みたいになったよ。
檸檬って、下手くそな奴が描くと実は爆弾に似ているんだよ。
梶井基次郎先生もそこから発想したんじゃないだろうか?

その後、船内のカジノでルーレットをやってみた。
カジノは外海を航海中のみオープンするので、今回の行程だと韓国に寄港した日と本日のみ遊べる。

クルーズカードにお金をチャージして使ってもいいし、テーブルゲームの場合は現金を使ってもいい。システムが微妙に変わることもあるので、詳細はそこらへんにいる係員に質問するのが確実だけど、意外と日本語話せるスタッフが少ないんだよね。
私はチップの単位を自分で選べると思い込んでいて「1ドルチップを50枚くれ」と言ったところ何度も「どういう意味ですか?」と聞き返されてしまったよ。
カジノが開く日には「日本人ディーラーによる説明会」が必ずあるので、英語が全然ダメな人はそれに参加して気になることを全部日本語で聞いた方がいいだろうね。

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テーブルは空いていてディーラーと私のサシだったんだけど、どうもディーラーは好きなメを出せるような気がする……。「基本は負かしてちょっとドラマチックに少しだけ勝たせてやるか」みたいなシナリオ感が感じられたよ。
もしかしたらチップをはずんで馴染みになって他の人がいない時にやれば勝たせてくれるんじゃないかしら?

ちなみに私は50ドル分のチップを買い、最終的に手元に20ドルほど残り、ディーラーには5ドルのチップ(謝礼の意味)を渡した。チップ(謝礼の意味)は現金で渡してもいいし、チップの中から”This is for you”と言って渡したい金額分のチップをあげてもいいみたい。

それにしても、もうちょっと複雑なカードゲームとかカッコ良く出来るようになりたいな〜。ルーレットは運(ディーラー)任せな感じなので、なんか腑に落ちないし。

部屋に戻ると船内新聞が届いていた。
クルーズ中、船内の案内やイベントが掲載された「ダイヤモンドプリンセス新聞」が毎日届くのだ。
その中に「最多ご利用者」コーナーというものがある。今回ご乗船の最多ご利用者はイギリスの女性で、なんと合計755日間をプリンセスクルーズで過ごしているそう。世界一周クルーズに何回か乗れば2年間くらい過ごせるけど、プリンセスクルーズって10日程度の短期航路が多いんだよ。いったいどれくらいのピッチで乗船しているんだろうか……。

船内には「次回クルーズ予約カウンター」があって、最終日にはそこに長い列ができるのだ。経済力もさることながら、皆さんどんだけクルーズ好きなんですか??

私はダイヤモンドプリンセス2回とMSCに1回乗って合計30日間くらいを船上で過ごしたけど、既にちょっと飽きてきたぞ。なんていうか、スタッフの方が楽しそうだな、と思う。あらゆる国籍のスタッフがいて、外国船だからだと思うんだけど、みんな肩の力抜けた感じで働いているんだよね。寄港地で仲間と一緒にちょっと観光もできるみたいだし。

プールサイドの無限ハンバーガー(無料ハンバーガー)を食べたりしてダラダラ過ごしているうちに、夜になった。

最後の夜には「お別れパーティ」が開催される。

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風船が降ってきて、なんか楽しいよ。
ここでも踊り狂って一番エンジョイしているのはオバハンたち。選曲がアメリカンなので、日本の懐メロをやってくれたらもっと盛り上がるだろうにな、と思う。

大騒ぎのパーティーを尻目に、我々は屋上へ向かう。
プールサイドに巨大スクリーンがあって、ここで夜中に映画が上映されるのだ。
夜の海上は寒いという事もあり、今まで観たことなかったんだけど、今夜は「スターウォーズ・フォースの覚醒(2016)」をやるというから奮って参加したぞ。

星空を背景に宇宙映画を観るのは良いね〜。なんか宇宙船に乗っているような気分になる。

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お客さんの年齢層が高いせいか「スターウォーズ」でも空席だらけだった。
ジャグジーにつかりながら見ている人もいたけど、きっと寒いはず。
夏でも船上は羽織ものが必要な感じです。

明日は横浜に帰港か……。
もっと乗っていたいな。

欧米では1年の半分くらいクルーズ船で暮らす人々もいるらしいですね。
そういうのいいな。

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